仮想メモリーの統計情報を表示する
vmstat コマンドを使用すると、仮想メモリーの統計情報と、CPU のロード、ページング、コンテキスト切り替え数、デバイス割り込み、システムコールなどの、システムイベントに関する情報を表示できます。また、vmstat コマンドを使用すると、スワップ、キャッシュフラッシュ、および割り込みに関する統計情報も表示できます。
表 3-2 vmstat コマンドからの出力
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procs
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r
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ディスパッチ待ち行列内のカーネルスレッド数
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b
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リソースを待機中のブロックされたカーネルスレッド数
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w
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リソース処理の完了を待機中のスワップアウトされた軽量プロセス数
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memory
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実メモリーと仮想メモリーの使用状況を表示します
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swap
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使用可能なスワップ空間
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free
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空きリストのサイズ
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page
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ページフォルトとページング動作を 1 秒当たりの単位数として表示します
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re
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回収されたページ数
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mf
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軽度の障害と重大な障害
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pi
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ページインされた K バイト数
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po
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ページアウトされた K バイト数
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fr
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解放された K バイト数
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de
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最後にスワップインされたプロセスに必要だと予想されるメモリー
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sr
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page デーモンによって走査され、現在は使用されていないページ数。sr が 0 以外の値であれば、page デーモンが実行されています。
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disk
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最高 4 台のディスク上のデータを示す、1 秒当たりのディスク処理数を表示します
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faults
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トラップ/割り込み率 (1 秒当たり) を表示します
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in
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1 秒当たりの割り込み数
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sy
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1 秒当たりのシステムコール数
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cs
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CPU のコンテキスト切替え率
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cpu
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CPU 時間の使用状況を表示します
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us
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ユーザー時間
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sy
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システム時間
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id
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アイドル時間
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このコマンドの詳細については、vmstat(1M) のマニュアルページを参照してください。