Oracle® Solaris 11.2 でのシステム情報、プロセス、およびパフォーマンスの管理

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更新: 2014 年 9 月
 
 

繰り返されるジョブのスケジューリング (crontab)

定型的なシステム管理タスクは、crontab コマンドを使用して、毎日、毎週、または毎月それぞれ 1 回ずつ実行するようにスケジュールできます。

    毎日 1 回の crontab システム管理タスクには、次のようなものがあります。

  • 作成後、数日以上経過したファイルを一時ディレクトリから削除する

  • アカウンティングサマリーコマンドを実行する

  • df コマンドおよび ps コマンドを使用してシステムのスナップショットを取る

  • 日常のセキュリティーモニタリングを実行する

  • システムのバックアップを実行する

    毎週の crontab システム管理タスクには、次のようなものがあります。

  • man -k コマンドで処理する catman データベースを再構築する

  • fsck -n コマンドを実行して、ディスク問題があれば表示する

    毎月 1 回の crontab システム管理タスクには、次のようなものがあります。

  • 指定月に使用されなかったファイルをリストする

  • 月次アカウンティングレポートを生成する

また、連絡事項の通知やバックアップファイルの削除などのその他のルーチンシステムタスクを実行するように、crontab コマンドをスケジュールすることもできます。

crontab ジョブをスケジュールする手順については、crontab ファイルを作成または編集する方法を参照してください。