詳細は、Oracle Solaris 11.2 でのユーザーとプロセスのセキュリティー保護 の割り当てられている管理権利の使用を参照してください。
# mkdir loopback-directory
# mkdir /mount-point
# mount -F lofs loopback-directory /mount-point
ループバックマウントポイントにマウントするファイルシステムを指定します。
LOFS ファイルシステムをマウントするディレクトリを指定します。
# mount -v
次の例は、新しいソフトウェアを、実際にはインストールしないで、ループバックファイルシステムとして /new/dist ディレクトリに作成、マウント、およびテストする方法を示しています。
# mkdir /tmp/newroot # mount -F lofs /new/dist /tmp/newroot # chroot /tmp/newroot newcommand使用例 2-5 ブート時に LOFS ファイルシステムをマウントする
ブート時にシステムが自動的に LOFS ファイルシステムをマウントするように設定するには、/etc/vfstab ファイルの最後にエントリを追加します。次の例は、ルート (/) ファイルシステムの LOFS ファイルシステムを /tmp/newroot にマウントする /etc/vfstab ファイルのエントリを示しています。
/ - /tmp/newroot lofs - yes -
ループバックファイルシステムのエントリは、/etc/vfstab ファイル内の最後のエントリでなければなりません。ループバックファイルシステムの /etc/vfstab エントリが、そこに組み込まれるファイルシステムよりも前にあると、ループバックファイルシステムをマウントできません。