Oracle® Solaris 11.2 でのファイルシステムの管理

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更新: 2014 年 7 月
 
 

スワップ空間の追加が必要かどうかを調べる方法

スワップ空間の追加が必要かどうかを調べるには、swap –l コマンドを使用します。

たとえば、次の swap –l コマンドの出力は、このシステムのスワップ空間がほぼ完全に使い果たされたか、割り当て率が 100% に達していることを示しています。

$ swap -l
swapfile                   dev    swaplo   blocks     free
/dev/zvol/dsk/rpool/swap  182,2       16   67108848     92

システムのスワップ空間の割り当て率が 100% に達すると、アプリケーションのメモリーページが一時的にロックしてしまいます。アプリケーションエラーが発生しない場合でも、システムパフォーマンスが低下する可能性があります。