Oracle® Solaris 11.2 でのファイルシステムの管理

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更新: 2014 年 7 月
 
 

Oracle Solaris SMB サービス

Oracle Solaris OS は、サーバーメッセージブロック (SMB) プロトコルのサーバーおよびクライアント実装を提供します。これには、NT LM 0.12 や共通インターネットファイルシステム (CIFS) などの多数の SMB ダイアレクトのサポートが含まれます。CIFS と SMB という用語は、置き換え可能と考えることができます。

Solaris SMB サーバーを使用すると、ネイティブの Oracle Solaris システムが、ファイルシステム共有をマウントする SMB 対応クライアントに対してファイルを SMB 共有として提供できます。Windows、Mac OS、または Solaris クライアントは、Windows サーバーの場合と同様に、Solaris SMB サーバーと相互運用できます。Solaris SMB サーバーは、ワークグループモードでも、ドメインモードでも動作が可能です。ワークグループモードでは、共有リソースへのアクセスが要求されたときに Solaris SMB サーバーがユーザーのローカル認証を担当します。この認証プロセスは、ローカルログインと呼ばれます。ドメインモードでは、Solaris SMB サーバーはパススルー認証を使用します。パススルー認証では、ユーザー認証がドメインコントローラに委任されます。

詳細は、Oracle Solaris 11.2 での SMB ファイル共有と Windows 相互運用性の管理に関する説明を参照してください。