Oracle® Solaris 11.2 での SAN デバイスとマルチパス化の管理

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更新: 2014 年 12 月
 
 

IPFC の考慮事項

次の表は、IPFC について使用できるサポートされている機能を示しています。

表 8-1  IPFC (NFS/NAS および SNDR)
機能
サポートされています
カスケード
はい、ファブリックゾーンのみ
ゾーンのタイプ
HBA が F-port ポイントツーポイント接続として構成されたファブリックゾーン
ゾーンあたりのデバイスポートの最大数
253

次の制限が適用されます。

  • IPFC は Oracle の 1G ビットスイッチではサポートされません。

  • プロミスキャス (promiscuous) モードはサポートされません。 snoop ユーティリティーは使用できません。

  • マルチキャストはブロードキャスト経由でのみサポートされます。

  • IPFC を使用するネットワークカードはルーターとして使用できません。Oracle Solaris OS では、IP 転送はデフォルトで無効です。

  • IPFC を接続したあと、すべての標準のネットワークコマンドを使用できます。これらのコマンド (telnetping、または ftp) は、Ethernet セットアップ内と同じ方法でこの環境内で使用されます。