stmsboot コマンドを使用して、ファイバチャネル (FC) および SAS デバイス用のマルチパス化を有効または無効にできます。stmsboot コマンドは、次回リブート中にデバイス名の変更を反映するよう /etc/vfstab ファイルおよびダンプ構成を更新します。fp.conf または mpt.conf ファイルを手動で編集する必要はありません。
stmsboot –e、–d、および –u オプションには次の考慮事項が適用されます。
stmsboot コマンドを実行したあと、すぐにリブートする必要があります。
stmsboot コマンドはマシンをリブートして操作を完了するため、eeprom を使用して、システムが現在のブートデバイスからブートされるようにしてください。
stmsboot コマンドは、/kernel/drv/fp.conf、/kernel/drv/mpt.conf、および /etc/vfstab ファイルを変更する前に、これらの元のコピーを保存します。stmsboot コマンドの使用中に予期しない問題が発生した場合は、Appendix C, マルチパス化に関連する問題のトラブルシューティングを参照してください。