表16-29に、Oracle ACFSレプリケーション用コマンドの概要を示します。Oracle ACFSレプリケーションの概要は、「Oracle ACFSレプリケーション」を参照してください。
すべてのプラットフォームでacfsutil helpを実行して、ヘルプ・テキストを表示できます。すべてのプラットフォームでacfsutil versionを実行して、Oracle ACFSのバージョンを表示できます。
Windowsプラットフォームでコマンドにオプションを付けて入力するときには、オプションとともに-のかわりに/を使用します。たとえば、acfsutil -hを使用してLinuxプラットフォームでacfsutilのヘルプを表示できます。Windowsプラットフォームでは、acfsutil /hを使用します。
Windowsオペレーティング・システムでのマウント・ポイントには、ドライブ文字またはドライブ文字を含むディレクトリのどちらも指定できます。コマンドでドライブ文字を使用する場合、指定したドライブで最後にアクセスしたパスへのWindowsパス置換のトリガーを防ぐために、ドライブ文字にバックスラッシュ(\)を含めます(例: M:\)。
Windowsプラットフォームでドライブ文字マウントポイントをレプリケーション・コマンドで指定するときには、後続のバックスラッシュを使用する必要があります。たとえば、ドライブ文字マウントポイントにp:\ (not p:)を使用します。後続のバックスラッシュを省略する場合、ドライブ文字をそのドライブで最後にアクセスしたパスと置き換えるWindowsパス置換機能がトリガーされます。
表16-29 Oracle ACFSレプリケーション用のコマンドの概要
| コマンド | 説明 |
|---|---|
Oracle ACFSレプリケーション・バックグラウンド・プロセスを開始、停止、または情報を表示します。 |
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Oracle ACFSファイルシステム上でファイルがレプリケートされていることを確認します。 |
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Oracle ACFSファイルシステムのレプリケーション・プロセスに関する情報を表示します。 |
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Oracle ACFSファイルシステムのファイルのレプリケーションを開始します。 |
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Oracle ACFSファイルシステムのレプリケーションを一時停止します。 |
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Oracle ACFSファイルシステムのレプリケーションを再開します。 |
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プライマリおよびスタンバイ・ファイルシステムを同期します。 |
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Oracle ACFSファイルシステムのファイルのすべてのレプリケーション・アクティビティを停止します。 |
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レプリケーション情報のトレース・レベルを指定します。 |
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レプリケーションの実行中にレプリケーション情報を更新します。 |