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Oracle® Server X5-2L サービスマニュアル

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更新: 2014 年 10 月
 
 

SAS ストレージドライブケーブルを取り付ける

  1. SAS ストレージドライブケーブルを取り付けます。
    1. 前面ストレージドライブバックプレーンと PCIe スロット 6 の Oracle Storage 12 Gb/s SAS PCIe RAID HBA カードの間に SAS ケーブルを取り付けます [1]。

      SAS ケーブルの束を、シャーシ中間壁を通してシャーシの左側面に沿って配線します。SAS ケーブルの束がエアバッフルと干渉しないようにするには、SAS ケーブルの束をシャーシの左側面に沿って Oracle Storage 12 Gb/s SAS PCIe RAID HBA カードの電気二重層コンデンサのケーブルの下に取り付けます。


      注 -  次の図は、24 ドライブのシステム構成に取り付けられる SAS ケーブルを示しています。8 ドライブのシステム構成に SAS ケーブルを取り付ける場合は、前面ディスクバックプレーンの SAS コネクタの位置が異なります。また、この図では、SAS ケーブルの接続を明瞭に示すためにシャーシ中間壁が取り外されています。

      図 56  SAS ストレージドライブケーブルの取り付け


      image:サーバーに取り付けられる SAS ケーブルを示す図。
    2. (オプション) 前面ストレージドライブバックプレーンと背面ストレージドライブバックプレーンの間のケーブルを取り付けます [2]。

      注 -  SAS ケーブルのコネクタは右側のシャーシ中間壁を通り抜けません。背面ストレージドライブバックプレーンと前面ストレージドライブバックプレーンの間に SAS ケーブルを取り付ける場合は、まずシャーシ中間壁を取り外す必要があります。手順については、マザーボード構成部品を取り付けるStep 3 を参照してください。

      SAS ケーブルの束を、シャーシ中間壁を通してシャーシの右側面に沿って配線します。

  2. SAS ケーブルを再接続します。
    1. 前面ストレージドライブバックプレーンと Oracle Storage 12 Gb/s SAS PCIe RAID HBA カードの間に SAS ケーブルを再接続するには、カチッと音がするまで、各ケーブルをその SAS コネクタに差し込みます [1]。

      Oracle Storage 12 Gb/s SAS PCIe RAID HBA カードを取り付けるも参照してください。

      適切な SAS ケーブル接続を確実に行うには、次の表を使用します。

      システムディスク構成
      ディスクバックプレーンのポート
      HBA ポート
      ケーブルのパーツ番号
      8 ストレージドライブ
      ドライブ 0-3 用の短いケーブル
      J5A1
      7076125
      ドライブ 4-7 用の長いケーブル
      12 ストレージドライブ
      J302 (上側)
      J5A1
      7091185
      J301 (下側)
      24 ストレージドライブ
      J3202 (上側)
      J5A1
      7091185
      J3201 (下側)
    2. (オプション) 前面ストレージドライブバックプレーンと背面ストレージドライブバックプレーンの間に SAS ケーブルを再接続するには、カチッと音がするまで、各ケーブルをその SAS コネクタに差し込みます [2]。

      12 および 24 ドライブシステムでは、前面ストレージドライブバックプレーンのコネクタ (J300) および背面ストレージドライブバックプレーンの SAS コネクタ (RHDD0 と RHDD1) に SAS ケーブルを接続します。


      注 -  前面ストレージドライブバックプレーンと背面ストレージドライブバックプレーンの間の SAS 接続には、パーツ番号 7064129 のケーブルが必要です。
  3. サーバーを稼動状態に戻します。
    1. サーバーのストレージドライブ構成に応じて、次のいずれかを実行します。
      • サーバーが 24 台の 2.5 インチストレージドライブまたは 12 台の 3.5 インチストレージドライブで構成されている場合は、サーバーの前面のファン構成部品ドアカバーを取り付けます。

        ファン構成部品ドアを取り付けるを参照してください。

      • サーバーが 8 台の 2.5 インチストレージドライブで構成されている場合は、サーバーのディスクケージカバーを取り付けます。

        ディスクケージカバーを取り付けるを参照してください。

    2. エアバッフルを取り付け位置まで下げます。
    3. ファンモジュールを取り付け、ファン構成部品ドアを閉じます。

      ファンモジュールを取り付けるを参照してください。

    4. サーバーの上部カバーを取り付けます。

      サーバーの上部カバーを取り付けるを参照してください。

    5. サーバーを通常のラック位置に戻します。

      サーバーを通常のラック位置に戻すを参照してください。

    6. 電源コードを電源装置に再接続し、サーバーの電源を投入します。

      電源ケーブルとデータケーブルを再接続するおよびサーバーの電源を入れるを参照してください。電源装置の AC OK LED が点灯していることを確認します。

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