Oracle Storage 12 Gb/s SAS PCIe RAID HBA カードを取り外す

1. 保守の対象となるサーバーを準備します。
   1. サーバーの電源を切断し、電源装置から電源コードを取り外します。

      サーバーの電源切断を参照してください。

   2. サーバーを保守位置まで引き出します。

      サーバーを保守位置に引き出すを参照してください。

   3. 静電気防止用リストストラップを着用します。

      静電放電に対する安全対策を参照してください。

   4. サーバーの上部カバーを取り外します。

      サーバーの上部カバーを取り外すを参照してください。

2. シャーシから電気二重層コンデンサを取り外します。
   1. ケーブルコネクタの両端をつかみ、リリースラッチを押し込み、コネクタを抜きます [1]。

      HBA の電気二重層コンデンサは再閉可能ファスナーでエアバッフルに固定されているため、取り外しと交換を簡単に行うことができます。

   2. HBA の電気二重層コンデンサをエアバッフルから分離するには、電気二重層コンデンサの背面の下に指を入れて持ち上げます [2]。

      電気二重層コンデンサを静電気防止用マットの上に置きます。

      図 59  HBA の電気二重層コンデンサの取り外し

      
      
3. 電気二重層コンデンサケーブルと Oracle Storage 12 Gb/s SAS PCIe RAID HBA カードにアクセスできるように、エアバッフルを直立位置に回転させます。
4. PCIe カードのロックメカニズムを回転させ、PCIe HBA カードを持ち上げてマザーボードコネクタから取り外します [1]。

   図 60  Oracle Storage 12 Gb/s SAS PCIe RAID HBA カードの取り外し

   
   
5. 電気二重層コンデンサケーブルと SAS ケーブルを Oracle Storage 12 Gb/s SAS PCIe RAID HBA カードから取り外します [1]。

   SAS ストレージドライブケーブルを取り外すも参照してください。

6. Oracle Storage 12 Gb/s SAS PCIe RAID HBA カードと電気二重層コンデンサケーブルを持ち上げ、シャーシから取り外します [2]。
7. Oracle Storage 12 Gb/s SAS PCIe RAID HBA カードと電気二重層コンデンサケーブルを静電気防止用マットの上に置きます。

関連情報

• Oracle Storage 12 Gb/s SAS PCIe RAID HBA カードを取り付ける