IPMP グループに IP アドレスを追加するには、ipadm create-addr コマンドを使用します。IPMP 構成では、IP アドレスはデータアドレスまたは検査用アドレスのどちらかです。データアドレスは IPMP インタフェースに追加され、検査用アドレスは、IPMP インタフェースのベースとなるインタフェースに追加されます。次の手順では、検査用アドレスとデータアドレスのいずれかである IP アドレスを追加する方法について説明します。
# ipadm create-addr -a address ipmp-interface
IP アドレスを作成すると、アドレスオブジェクトが自動的に割り当てられます。アドレスオブジェクトは、IP アドレスの一意識別子です。アドレスオブジェクトの名前には、interface/random-string という命名規則が使用されます。したがって、データアドレスのアドレスオブジェクトの名前には、IPMP インタフェースが含まれることになります。
# ipadm create-addr -a address under-interface
IP アドレスを作成すると、アドレスオブジェクトが自動的に割り当てられます。アドレスオブジェクトは、IP アドレスの一意識別子です。アドレスオブジェクトの名前には、interface/random-string という命名規則が使用されます。したがって、検査用アドレスのアドレスオブジェクトの名前には、ベースとなるインタフェースが含まれることになります。