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Oracle® Solaris 11.3 での TCP/IP ネットワーク、IPMP、および IP トンネルの管理

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更新: 2016 年 11 月
 
 

IPv4 ルーティングデーモンのアクションのロギング

IPv4 ルーティングデーモン routed が誤動作している疑いがある場合は、このデーモンのアクティビティーをトレースするログを開始します。routed デーモンを起動すると、このログにすべてのパケット転送が記録されます。

次のように、ルーティングデーモンのアクションをトレースするログファイルを作成します。

# /usr/sbin/in.routed /var/log-file-name

Caution

注意  -  ビジー状態のネットワークでは、このコマンドによりほとんど絶え間なく出力が生じることがあります。


次の例に、IPv4 ルーティングデーモンのアクションのロギングの手順を実行したときに作成されたログの先頭部分を示します。

-- 2003/11/18 16:47:00.000000 --
Tracing actions started
RCVBUF=61440
Add interface lo0  #1   127.0.0.1      -->127.0.0.1/32
<UP|LOOPBACK|RUNNING|MULTICAST|IPv4> <PASSIVE>
Add interface net0 #2   10.10.48.112    -->10.10.48.0/25
<UP|BROADCAST|RUNNING|MULTICAST|IPv4>
turn on RIP
Add    10.0.0.0        -->10.10.48.112      metric=0  net0  <NET_SYN>
Add    10.10.48.85/25  -->10.10.48.112      metric=0  net0  <IF|NOPROP>