詳細は、Oracle Solaris 11.3 でのユーザーとプロセスのセキュリティー保護 の 割り当てられている管理権利の使用を参照してください。
manual_configuration_only=1;
この設定に関する詳細は、cfgadm_fp(1M) および fp(7d) を参照してください。
ファブリック接続されたデバイスの元のデフォルト動作を使用する場合、次のステップを参照してください。
# manual_configuration_only=1;
# init 6
直接接続システムまたは SAN 内でハードウェアを構成したあと、システムがデバイスを認識するようにする必要があります。このセクションでは、SAN の 24 ビット FC アドレス指定デバイスとしても知られているファブリックデバイスのホスト認識について説明します。SAN のファブリックデバイス、ポート、およびゾーンを構成したあと、システムが接続されているファブリックデバイスを認識することを確認します。FC サポートを持つ 1 つの SAN には最大 1,600 万個のファブリックデバイスを一緒に接続できます。
このセクションでは、Oracle Solaris OS の視点から必要となる操作に限定します。ここでは、ファブリックデバイスの使用条件やデバイス固有の管理などのほかの側面については扱いません。ファブリックデバイスがボリュームマネージャーなどのほかのソフトウェアによって管理されている場合、追加の指示についてはボリュームマネージャーの製品ドキュメントを参照してください。
詳細は、Oracle Solaris 11.3 でのユーザーとプロセスのセキュリティー保護 の 割り当てられている管理権利の使用を参照してください。
# cfgadm -al -o show_SCSI_LUN
cfgadm -al -o show_SCSI_LUN controller-ID コマンドをシステムのブート直後に発行した場合、ファイバチャネルプロトコル (FCP) SCSI LUN レベル情報が出力に表示されないことがあります。この情報が表示されない理由は、 ssd や st ドライバなどのストレージデバイスドライバが、実行中のシステムにまだロードされていないためです。
例:
# modinfo | grep ssd
このセクションでは、FC ホストポート c0 および c1 を使用するファブリックデバイスを検出するための手順の例を示します。この手順では、cfgadm コマンドで表示されるファブリックデバイス 構成情報についても示します。
詳細は、Oracle Solaris 11.3 でのユーザーとプロセスのセキュリティー保護 の 割り当てられている管理権利の使用を参照してください。
# cfgadm -l Ap_Id Type Receptacle Occupant Condition c0 fc-fabric connected unconfigured unknown c1 fc-private connected configured unknown
この例で、c0 はファブリック接続されたホストポートを表し、c1 はループ接続されたプライベートホストポートを表しています。cfgadm コマンドを使用して、ファブリック接続されたホストポート上のファブリックデバイス構成を管理します。
デフォルトでは、ループ接続されたプライベートホストポート上でのファブリックデバイス構成は、Oracle Solaris OS を実行中のシステムによって管理されます。
# cfgadm -al Ap_Id Type Receptacle Occupant Condition c0 fc-fabric connected unconfigured unknown c0::50020f2300006077 disk connected unconfigured unknown c0::50020f23000063a9 disk connected unconfigured unknown c0::50020f2300005f24 disk connected unconfigured unknown c0::50020f2300006107 disk connected unconfigured unknown c1 fc-private connected configured unknown c1::220203708b69c32b disk connected configured unknown c1::220203708ba7d832 disk connected configured unknown c1::220203708b8d45f2 disk connected configured unknown c1::220203708b9b20b2 disk connected configured unknown
このセクションでは、 マルチパス化が有効にされていないシステム上でのファブリックデバイス構成タスクについて説明します。
このセクションの手順では、システム上で可視のファブリックデバイスを検出する方法と、ファブリックデバイスを構成して Oracle Solaris OS を実行中のシステムで使用できるようにする方法を示します。このセクションの手順では、特定のデバイスを例として使用して、cfgadm コマンドを使用してファブリックデバイスを検出および構成 する方法を示します。
提供するファブリックデバイス情報と、cfgadm コマンドによって表示されるデバイス情報は、システム構成に依存します。