FC デバイスの追加

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次のコマンドは、FC デバイスを追加および削除するときに一般に使用されます。

cfgadm および cfgadm_fp: デバイスおよび FC デバイスを動的に再構成します。これらのコマンドは、SAN のストレージデバイスを構成するためにもっとも頻繁に使用されます。詳細は、cfgadm(1M) および cfgadm_fp(1M) のマニュアルページを参照してください。
fcadm: ホスト上のファイバチャネルホストバスアダプタ (HBA) ポートに関する管理情報を収集します。詳細は、fcadm(1M) のマニュアルページを参照してください。
fcinfo: ホスト上のファイバチャネルホストバスアダプタ (HBA) ポートに関する管理情報を収集します。詳細は、fcinfo(1M) のマニュアルページを参照してください。
format: システムに接続されているデバイスを識別し、ディスクにラベルを付ける機能を提供します。詳細は、format(1M) のマニュアルページを参照してください。
luxadm: ストレージデバイスおよび FC_AL デバイスを管理します。詳細は、luxadm(1M) のマニュアルページを参照してください。

注 - マルチパス化機能が有効なときに format コマンドを使用する場合は、各 LUN についてデバイス識別子のインスタンスが 1 つのみ表示されます。マルチパス化機能を有効にしない場合、各パスにつき 1 つの識別子が表示されます。

FC デバイスを追加するための基本的な手順は次のとおりです。

管理者になります。詳細は、Oracle Solaris 11.3 でのユーザーとプロセスのセキュリティー保護 の割り当てられている管理権利の使用を参照してください。
FC デバイスに LUN を作成します。
必要な場合、FC デバイスに HBA 制御のための LUN マスクを適用します。LUN マスクの詳細は、ベンダー固有のストレージドキュメントを参照してください。
ストレージデバイスをシステムに接続します。
必要な場合、FC デバイスのスイッチにポートベースまたは WWN (World Wide Name) ゾーンを作成します。
ストレージデバイスの LUN またはディスクグループ上で使用可能な既存のファイルシステムをすべてマウントします。