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Oracle® Solaris 11.3 カーネルのチューンアップ・リファレンスマニュアル

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更新: 2016 年 11 月
 
 

Oracle Solaris システム構成情報の表示

システム構成情報を調べるツールはいくつかあります。ツールによっては、スーパーユーザー権限が必要です。それ以外のツールは、一般ユーザーの権限で実行できます。カーネルデバッガですべての構造体やデータアイテムを調べるには、動作中のシステム上で mdb を使うか、あるいは kmdb でブートします。

詳細は、mdb(1) または kadb(1M) のマニュアルページを参照してください。

sysdef コマンド

sysdef コマンドは、メモリーとプロセスのリソース制限の値、および tune 構造体と v 構造体の一部を提供します。たとえば、500G バイトのメモリーを備えた SPARC T3-4 システムの sysdef 「チューニング可能パラメータ」セクションは次のとおりです。

2206203904      maximum memory allowed in buffer cache (bufhwm)
65546           maximum number of processes (v.v_proc)
99              maximum global priority in sys class (MAXCLSYSPRI)
65541           maximum processes per user id (v.v_maxup)
30              auto update time limit in seconds (NAUTOUP)
25              page stealing low water mark (GPGSLO)
1               fsflush run rate (FSFLUSHR)
25              minimum resident memory for avoiding deadlock (MINARMEM)
25              minimum swapable memory for avoiding deadlock (MINASMEM)

詳細は、sysdef(1M) のマニュアルページを参照してください。