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Oracle® Solaris 11.3 カーネルのチューンアップ・リファレンスマニュアル

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更新: 2016 年 11 月
 
 

STREAMS パラメータ

このセクションでは、STREAMS 関連のパラメータについて説明します。

nstrpush

説明

STREAM に追加 (格納) できるモジュールの数を指定します。

データ型

符号付き整数

デフォルト

9

範囲

9 から 16

単位

モジュール

動的か

はい

検証

なし

どのような場合に変更するか

ソフトウェアベンダーの指定がある場合。STREAM が許可されているプッシュカウントを超えても、メッセージは出されません。プッシュを試みたプログラムに EINVAL という値が返されます。

コミットレベル

変更の可能性あり

strmsgsz

説明

1 つのシステム呼び出しで STREAM に渡し、メッセージのデータ部分に格納できる最大バイト数を指定します。このサイズを超える write は、複数のメッセージに分割されます。詳細は、write(2) のマニュアルページを参照してください。

データ型

符号付き整数

デフォルト

65,536

範囲

0 から 262,144

単位

バイト

動的か

はい

検証

なし

どのような場合に変更するか

putmsg 呼び出しから ERANGE が返された場合。詳細は、putmsg(2) のマニュアルページを参照してください。

コミットレベル

変更の可能性あり

strctlsz

説明

1 つのシステム呼び出しで STREAM に渡し、メッセージの制御部分に格納できる最大バイト数を指定します。

データ型

符号付き整数

デフォルト

1024

範囲

0 から MAXINT

単位

バイト

動的か

はい

検証

なし

どのような場合に変更するか

ソフトウェアベンダーの指示がある場合。この限度を超えると、putmsg() 呼び出しから ERANGE が返されます。

コミットレベル

変更の可能性あり