オブジェクトストレージノードを構成する方法

言語:

設定する各オブジェクトストレージノード上でこの手順を繰り返します。

Swift パッケージをインストールします。
```
storage-node # pkg install swift swiftclient
```

ZFS データセットを作成します。

storage-node # /usr/sbin/zfs create -o mountpoint=none rpool/export/swift
storage-node # /usr/sbin/zfs create -o mountpoint=/srv rpool/export/swift/srv
storage-node # /usr/sbin/zfs create -p rpool/export/swift/srv/node/disk0
storage-node # /usr/bin/chown -R swift:swift /srv

次のように、プロキシサーバーノードからファイルをコピーします。
1. プロキシサーバーノードの /etc/swift/swift.conf ファイルを現在のノードの /etc/swift ディレクトリにコピーします。
2. プロキシサーバーノードの次のファイルを現在のノードの /etc/swift ディレクトリにコピーします。
  - account.ring.gz
  - container.ring.gz
  - object.ring.gz
Swift レプリケータサービスを有効にします。
```
storage-node # svcadm enable swift-replicator-rsync
```
現在のノードの /etc/swift ディレクトリの所有権を設定します。
```
storage-node # chown -R swift:swift /etc/swift
```

すべての Swift サービスを有効にします。

storage-node # for x in `svcs -a -o SVC | fgrep swift |  \
   egrep "account|container|object" | sort` \
      do \
           echo Starting $x \
           svcadm enable $x \
      done

コントローラノード上で、ユーザーが Swift サービスにアクセスして操作できるようにします。

Swift のグローバルシェル変数を設定します。

controller# export OS_USERNAME=swift
controller# export OS_PASSWORD=service-password
controller# export OS_TENANT_NAME=service
controller# export OS_AUTH_URL=http://$CONTROLLER_ADMIN_NODE:5000/v2.0

Keystone swiftoperator 役割を追加します。

controller# keystone role-create --name swiftoperator

swiftoperator 役割を Swift サービスの承認されたユーザーに割り当てます。

controller# keystone user-role-add --user user-name \
    --role swiftoperator --tenant tenant-id

次のステップ

ユーザーがクラウドを使用できるように、インストール後タスクおよび構成タスクで説明されている準備作業を完了します。