Oracle® Solaris での OpenStack (Juno) のインストールと構成

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更新: 2016 年 6 月
 
 

アップグレードの注意事項

OpenStack の Juno バージョンは、次のバージョンの Oracle Solaris でサポートされています。

  • Oracle Solaris 11.2 SRU 10 以降のリリース

  • Oracle Solaris 11.3

Oracle Solaris 11.2 の SRU 10 または SRU 11 リリースを実行しているシステム上に既存の Havana 構成が存在する場合は、https://community.oracle.com/docs/DOC-910993 に記載されている手動の手順に従って Juno バージョンにアップグレードしてください。Oracle Solaris 11.2 SRU 12 からは、Havana から Juno へのアップグレードプロセスが自動的に実行されます。


注 -  既存の Havana 構成を Juno にアップグレードしている場合は、現在 Neutron に関する問題が存在します。特定の場合に、構成ミスによって、Neutron データベースが MySQL ではなく、SQLite を使用するようにアップグレードされます。SQLite はサポートされておらず、本番モードで使用するには不適切であるため、MySQL にデータベースを手動で移行する必要があります。詳細は、Oracle OpenStack for Oracle Solaris での Neutron データベースの SQLite から MySQL への移行の項目を参照してください。