Oracle® Solaris での OpenStack (Juno) のインストールと構成

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更新: 2016 年 6 月
 
 

デバッグに関する一般的なヒントとコツ

次の一般的なヒントが、OpenStack での問題のトラブルシューティングを開始するのに役立つことがあります。

  • 問題の診断に役立つように、各種の構成ファイルで debug = true および verbose = true を設定します。一部の構成ファイルでは、コメントアウトされており、詳細ロギングを有効にするために切り替えることができるプレースホルダ値を探すことができます。

  • コンポーネントの構成ファイルを変更した場合は、変更を有効にするために、そのコンポーネントのサービスを再起動してください。

  • SMF ログの情報を提供する tail -30 `svcs -L service-name コマンドを使用します。デバッグだけでなく詳細ロギングを有効にした場合は、tail コマンドで指定する行数を増やすことが必要になる可能性があります。

  • Horizon プロセスは Apache を使用します。そのため、Horizon を診断するときは、/etc/openstack_dashboard/local_settings.py ファイル内の debug = True を有効にしてください。すると、Web ページ上で Django エラーが生成されます。

  • Nova コンポーネントは、Oracle Solaris ゾーンの上に構築されています。そのため、Nova の問題をトラブルシューティングするために /var/log/zones 内のログを参照することもできます。