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Oracle® ZFS Storage Appliance 顧客サービスマニュアル

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更新: 2016 年 12 月
 
 

ZS3-2 の HDD または SSD の交換

HDD および SSD はホットスワップ対応であるため、ストレージコントローラの実行中でも、ほかのハードウェア機能に影響を与えずに取り外しや取り付けが可能です。ZS3-2 の HDD または SSD を交換するには、次の手順を使用します。ディスクの互換性については、Oracle システムハンドブックを参照してください。


注 -  障害が発生したドライブが複数ある場合は、一度に 1 台のドライブのみを交換してください。複数のドライブを立て続けに取り外すと、ハードウェア/プールの障害の原因になります。また、ディスクファームウェアアップグレードが発生しているときに、プール構成操作を実行しないでください。アップグレードが進行中かどうかを確認するには、BUI で「保守」 > 「システム」に移動するか、CLI で maintenance system updates を実行します。
  1. BUI の「保守」 > 「ハードウェア」セクションに移動し、ドライブ情報アイコン image: をクリックすることによって、障害が発生したドライブを特定します。システムの近くで作業している場合は、HDD または SSD に付いているオレンジ色の保守要求インジケータが点灯します。
  2. システムの近くで作業していない場合は、ロケータアイコン image: をクリックして、ロケータインジケータをオンに設定します。
  3. コントローラの前面で、エアフィルタの左側と右側の取り外しレバーを内側に押し込みます (1)。
  4. エアフィルタを前方に傾けて、シャーシから引き上げます (2)。
    image:ZS3-2 コントローラのエアフィルタを取り外す方法を示す図
  5. 障害が発生したドライブのリリースボタンを押し、取り外しレバーをピボットさせて右に開きます。
    image:ZS3-2 コントローラのディスクドライブをロック解除する方法を示す図
  6. 取り外しレバーをつかみ、ドライブスロットからドライブを引き出します。
    image:ZS3-2 コントローラのディスクドライブを取り外す方法を示す図
  7. 少なくとも 30 秒後に、「ハードウェア」 > 「保守」画面に移動し、システムコントローラの右矢印アイコン image: をクリックして、ソフトウェアによってドライブが存在しないことが検出されたことを確認します。
  8. 交換用のドライブをドライブスロットの位置に合わせます。
  9. リリースボタンを押して、取り外しレバーが内側に少しだけ移動するまで、ドライブをシャーシの中にスライドさせます。
    image:ZS3-2 コントローラのディスクドライブを挿入する方法を示す図
  10. カチッと音がして完全に閉じるまで取り外しレバーを押し、ドライブをドライブスロットに固定します。
    image:ZS3-2 コントローラのディスクドライブレバーを閉じる方法を示す図
  11. BUI の「保守」 > 「ハードウェア」画面に移動します。コントローラの右矢印アイコン image: をクリックし、「ディスク」をクリックして、新しく装着したドライブのオンラインアイコン image: が緑色になっていることを確認します。
  12. 障害が自動でクリアされない場合、アクティブな問題の修復を参照してください。