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Oracle® ZFS Storage Appliance 顧客サービスマニュアル

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更新: 2016 年 12 月
 
 

ZS5-4 フロントパネルおよび背面パネルのコンポーネント

ZS5-4 フロントパネルコンポーネント - ZS5-4 コントローラのドライブスロットおよびフロントパネルコンポーネントを次の図に示します。

図 1  ZS5-4 のフロントパネル

image:この画像では、ZS5-4 のフロントパネルコンポーネントが示されています。

1 LED (左から右に向かって)
  • ロケータ

  • 保守アクション要求

  • 電源/OK

2 電源ボタン
3 警告インジケータ (左から右に向かって)
  • サービスプロセッサ (SP) OK/障害

  • ファン/CPU/メモリー保守アクション要求

  • 電源装置 (PS) 保守アクション要求

  • 過熱警告

4 固定 HDD フィラーパネル
5 システムディスク 1
6 システムディスク 0
7 DVD フィラーパネル
8 DB-15 VGA ポート
9 USB 2.0 ポート x 2
10 RFID タグ

ZS5-4 背面パネルコンポーネント - ZS5-4 コントローラの PCIe スロットおよび背面パネルコンポーネントを次の図に示します。

図 2  ZS5-4 の背面パネル

image:この画像では、ZS5-4 背面パネルのコンポーネントが示されています。

1 電源ユニット (PSU) 0
2 PSU 1
3 DB-15 VGA ポート
4 SER MGT ポート
5 サービスプロセッサ (SP) NET MGT ポート
6 1 番目の PCle (スロット 11)
7 5 番目の PCIe (スロット 10)
8 3 番目の 4x4 SAS HBA または 7 番目の PCIe (スロット 9)
9 2 番目の PCIe (スロット 8)
10 4X4 SAS HBA (スロット 7)
11 USB 2.0 ポート x 2
12 ネットワーク (NET) 10 Gb Ethernet ポート、NET 0 - NET 3
13 4X4 SAS HBA (スロット 6)
14 3 番目の PCIe (スロット 5)
15 クラスタインタフェースカード (スロット 4)
16 4 番目の 4X4 SAS HBA または 6 番目の PCIe (スロット 3)
17 内部 SAS HBA (スロット 2)
18 4 番目の PCIe (スロット 1)
19 システムステータス LED (左から右に向かって)
  • 電源/OK (緑色)

  • 注意 (オレンジ色)

  • 位置特定 (白色)

20 PSU 1 AC 電源差し込み口
21 PSU 0 AC 電源差し込み口

クラスタインタフェースカードの互換性 - ZS5-4 コントローラにはバージョン 3 のクラスタインタフェースカードが含まれており、バージョン 2 との互換性はありません。

クラスタを形成するためにケーブルを接続する方法については、Oracle ZFS Storage Appliance 配線ガイド、クラスタケーブルの接続を参照してください。

Ethernet ポート

ZS5-4 には、背面パネルに四分円状に NET0、NET1、NET2、NET3 というラベルが付いた 4 つの RJ-45 10 ギガビット Ethernet (10GbE) ネットワークコネクタがあります (NET0 および NET1 は左下および右下、NET2 は NET0 の上、NET3 は NET1 の上)。ポートは 100M ビット/秒、1000M ビット/秒、または 10G ビット/秒で動作します。これらのポートを使用して、アプライアンスをネットワークに接続します。

各ポートには 2 つのステータスインジケータ (LED) があります。これらのインジケータはコントローラの背面から見えます。

表 15  ギガビット Ethernet ポートのステータスインジケータ
ステータスインジケータの名前
場所
状態および意味
アクティビティー
左上
緑色
  • 点灯 – リンクなし

  • 消灯 - 動作していません

  • 点滅 - パケットが動作中です

リンクの速度
右上
2 色: オレンジ色/緑色
  • 消灯 - 100BASE-T リンク

  • オレンジ色点灯 - 1000BASE-T リンク

  • 緑色点灯 – 10GBASE-T リンク

ネットワーク管理ポート

ZS5-4 コントローラには、「NET MGT」のラベルが付いた 10/100/1000BASE-T Ethernet の管理ドメインインタフェースが 1 つ装備されています。このポートには 2 つのステータスインジケータ (LED) があります。これらのインジケータはコントローラの背面から見えます。サービスプロセッサの NET MGT ポートは、Oracle ILOM サービスプロセッサへのオプションの接続です。NET MGT ポートは、デフォルトでは、動的ホスト構成プロトコル (DHCP) を使用するように構成されています。サービスプロセッサの NET MGT ポートでは、10/100/1000BASE-T 接続用に RJ-45 ケーブルを使用します。

表 16  ネットワーク管理ポートのステータスインジケータ
ステータスインジケータの名前
場所
状態および意味
アクティビティー
左上
オレンジ色
  • 点灯 - リンクが動作しています

  • 消灯 - リンクが確立されていないか、リンクがダウンしています

  • 点滅 - パケットが動作中です

リンクの速度
右上
緑色
  • 緑色点灯 - 1000BASE-T リンク

  • 消灯 - 10/100BASE-T リンク

シリアル管理ポート

サービスプロセッサの SER MGT ポートは、RJ-45 ケーブルを使用しており、Oracle ILOM サービスプロセッサへのデフォルトの接続です。このポートはサーバーへのローカル接続を行い、Oracle ILOM コマンド行インタフェース (CLI) コマンドだけを認識します。端末または端末エミュレータは通常、このポートに接続します。


注 - このポートは、ネットワークへの接続をサポートしていません。

4x4 SAS HBA ポート

ZS5-4 の PCIe スロット 6 またはスロット 7 に取り付けられている 4x4 SAS HBA は、外部ディスクシェルフへの接続を提供します。HBA ポートには、次の図に示すように上から下に 3 - 0 の番号が付けられています。

図 3  ZS5-4 の 4x4 SAS HBA

image:ZS5-4 の 4x4 SAS HBA を示す図