2009.Q3 ソフトウェアリリースでは、シェア単位でのユーザーおよびグループ割り当て制限がサポートされるようになりました。この機能を利用するには、遅延更新を適用して、この機能をサポートするようにシステム内のすべてのシェアをアップグレードする必要があります。また、この遅延更新を適用すると、現在の使用状況 (ユーザーまたはグループ) をファイルシステム単位またはプロジェクト単位に問い合わせることもできます。製品ドキュメントを割り当てるには:
割り当て制限は、ファイルシステムレベルでユーザーまたはグループに設定できます。これにより、ファイルやディレクトリの所有者またはグループの POSIX または Windows アイデンティティーに基づいて、強制的に物理データが使用されます。ユーザーおよびグループ割り当て制限と、ファイルシステムおよびプロジェクトデータ割り当て制限の間には、いくつかの大きな相違点があります。
この更新はバックグラウンドで適用され、所要時間はシステム上のシェア数およびデータ量に比例します。この遅延更新が完了するまで、ユーザー割り当てを適用しようとすると、更新がまだ進行中であることを示すエラーが生成されます。
ユーザーまたはグループ割り当て制限を使用しようとする前に、Oracle ZFS Storage Appliance 管理ガイド、Release OS8.6.x の シェアの領域管理を参照してください。
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