Oracle VMリリース3.4.3で修正された主な不具合は次のとおりです。
Link Local Discovery Protocol (LLDP)パッケージがOracle VM Serverでデフォルトで有効になっている問題を修正しました。 これらのパッケージは必須ではなく、このリリースではデフォルトで無効になっています。(25254072)
Oracle VM Manager Yumリポジトリ構成のためにOracle VM Server検出プロセスが失敗する問題を修正しました。(25107129)
Oracle VM Serverに同梱されている
libvirt
パッケージの一部としてDesktop Bus (D-Bus)サポートが使用できない問題を修正しました。(25035614)実行中の仮想マシンについてCPUピニングを構成できない問題を修正しました。 結果として、構成を有効にするために仮想マシンを停止して再起動する必要がなくなります。(24938500)
システムに大量のLUNが存在する場合に、Oracle VM Agentがローカル・ルート・ディスク・パーティションとLUNディスク名とを識別できない問題を修正しました。(25261502)
Oracle VM Serverで物理LUNを再スキャンするとレスポンス時間が遅くなる問題を修正しました。(25105813)
管理ドメイン(dom0)のvmcoreメモリー・サイズがdom0に割り当てられている合計メモリーを超える問題を修正しました。(24842742)
サイズが2TBを超えるLUNターゲットへのインストール後に、Oracle VM Serverのインスタンスが起動しない問題を修正しました。(24811512)
XENMEM_populate_physmap
マクロでの問題のためにゲストVMの作成が遅く、Xend 100% CPU使用率となる問題を修正しました。(24738858)MD RAIDデバイスがOracle VM Serverのアップグレード時に無効になる問題を修正しました。(24676299)
圧縮された仮想マシン・テンプレートをインポートすると、テンプレートの解凍時に大規模システム・イメージ・ファイルになる可能性がある問題を修正しました。(23594530)
Oracle VM Serverのインストール中にソフトウェアRAIDデバイスをアセンブルするキックスタート構成を作成できないという問題を修正しました。(22204542)
Oracle VM ServerがソフトウェアRAIDデバイスをOracle VM Managerに提示できない問題を修正しました。(21910748)
MySQL rootパスワードのパスワード変更時に使用されるプロンプトを手順が明確になるように改善しました。(25485730)
Oracle VM Manager管理者ツールを使用して設定したMySQL rootパスワードと一致するように、データベースのMySQL rootパスワードを更新できない問題を修正しました。(22973573)
「Edit Virtual Machine」ダイアログが正しい順序でvNICをロードしない問題を修正しました。(25904204)
「Jobs」タブの「Export to Excel」オプションが反応しない問題を修正しました。(24805469)
物理ディスクをOracle VM Managerから再スキャンする際に遅延することがある問題を修正しました。(25073132)
リポジトリのリフレッシュ時にOracle VM Managerが
vm.cfg
のon_crash
パラメータを誤って解釈する問題を修正しました。(25060508)Oracle VM ULNチャネルおよびパブリックULNチャネルに最新のtzdataパッケージが含まれない問題を修正しました。 tzdataパッケージは現在、
tzdata-2017b-1.el6.noarch.rpm
に更新されています。(24847941)Oracle VM Agentネットワーク・データベースに対する既存のvSwitchが自動的に組み込まれるようにOracle VM Agentを拡張しました。(18508248)
VMの正常停止時にメモリー解放が容認できないほと遅い問題を修正しました。(20816669)
Kdumpサービスがユーザー・ドメイン(domU)で開始できない問題を修正しました。(19807079)