ディメンション階層は、構造的および算術的関係、およびデータベースのメンバー間の連結を定義します。関係は、縮小可能な階層図式で表示されます。上位レベルのディメンション・メンバーは親メンバーと呼ばれ、親メンバーの直下のメンバーは子と呼ばれます。親の下にいるすべてのメンバーは子孫と呼ばれます。最下位レベルの階層のメンバーはレベル0のメンバーと呼ばれます。
通常、データはディメンションのレベル0のメンバーに入力され、親メンバーには入力されません。親レベルのメンバーの値は、親レベルのメンバーの子から集約されます。レベル0のメンバーのデータが計算される場合もあります。
Tax Reportingは、事前定義されたディメンションのセットを必要とするマルチ・ディメンショナル連結アプリケーションです。デフォルトでは、アプリケーションを作成すると、システムでこれらのディメンションが次の順序で作成されます:
このディメンションのセットで税引当プロセスが処理されます。柔軟なアプリケーション構成に対応できるように、各ディメンションには、ディメンション・メンバーのセットが事前にシードされます。選択した機能に必要なディメンション・メンバーのみが有効になります。
編集可能なメンバーもあれば、ロックされているメンバーもあります。次のシステム・ディメンションは編集できません:
アプリケーションの作成中にカスタム・ディメンションを作成することもできます。次を参照してください: カスタム・ディメンションの追加(ハイブリッド・モードのみ)
ナビゲータまたは簡易ディメンション・エディタを使用して、ディメンションを編集および表示できます。
組織の情報を追加するには、次のディメンションを構成する必要があります。
ベスト・プラクティスの方法は、エンティティに関連付ける管轄メンバーおよび通貨メンバーのみを追加することです。
注:
テキスト、日付またはスマート・リスト・データ型が必要な勘定科目メンバーには、考慮対象のキューブ(1つまたは複数)に対して評価順序を設定するために勘定科目ディメンションが必要です。関連項目: 評価順序