サービス・タイプ比較を含むスクリプト
現在の顧客がガス・サービスを利用し、ユーザーがユーザー・グループA、BまたはCに属する場合のみ、スクリプトが適格になるとします。このスクリプトには、次の適用ルールが必要です。
- 顧客はガス・サービスを使用
- ユーザーがユーザー・グループA、BまたはCに属する
これらのルールに対して、スクリプトでは1つの適用グループのみが必要です。次のようになります。
グループ番号 | グループの説明 | グループが真の場合 | グループが偽の場合 |
---|---|---|---|
1 | ガス・サービスを利用し、ユーザーがユーザー・グループA、BまたはCに属する | 適格 | 不適格 |
このグループに対して、次の基準が必要です。
グループ1: ガス・サービスを利用し、ユーザーがユーザー・グループA、BまたはCに属する | |||||
---|---|---|---|---|---|
シーケンス | 比較するフィールド | 比較方法 | 真の場合 | 偽の場合 | データ不足の場合 |
10 | アルゴリズム: 顧客がガス・サービスを使用しているかどうかをチェック | = 真 | 次の条件のチェック | グループが偽 | グループが偽 |
20 | アルゴリズム: ユーザーがユーザー・グループA、BまたはCに属するかどうかをチェック | = 真 | グループが真 | グループが偽 | グループが偽 |
両方の基準は似ており、論理比較を実行するアルゴリズムをコールします。これらのアルゴリズムはあまり直観的ではありませんが、これらを理解すると、複雑な適用基準を実装できるようになります。
1番目の基準は次のように機能します。
- 比較するフィールド。現在のアカウントが、指定されたサービス・タイプのセットに属する契約を持っているかどうかをチェックする「比較するフィールド」アルゴリズムを選択しました。アルゴリズムのサービス・タイプのいずれかに一致する有効な契約が顧客にある場合に、「真」の値が返されます。この例では、契約タイプとしてガス・サービス・タイプが参照される有効な契約が1つ以上顧客にある場合に、「顧客がガス・サービスを利用しているかどうかをチェック」アルゴリズムで「真」の値が返されます。「顧客が電気サービスを利用しているかどうかをチェック」アルゴリズムはほとんど同じで、サービス・タイプが異なるのみです。
- 比較方法。アルゴリズムによって返される値と「真」を比較して、適切な応答を示します。
2番目の基準も同様に機能します。
- 比較するフィールド。ユーザー・グループ・セット内のいずれかのユーザー・グループにユーザーが属するかどうかをチェックする「比較するフィールド」アルゴリズムを選択しています。アルゴリズムのパラメータに定義した1つ以上のユーザー・グループにユーザーが属する場合に、「真」の値が返されます。このタイプのロジックの例は、アルゴリズム・タイプSECF-USRNGRPを参照してください。
- 比較方法。アルゴリズムによって返される値と「真」を比較して、適切な応答を示します。
注意: 結論。「比較するフィールド」アルゴリズムは、実際には特定のフィールドの値を返しません。かわりに、「真」または「偽」の値を返します。次に、この値が「比較方法」によって比較され、その結果に従ってグループが真、偽または次のチェックに設定されます。