![]() |
iPlanet Application Server 管理者ガイド |
はじめに
この章には次のトピックがあります。
マニュアルの使用法
次の表は、iPlanet Application Server のマニュアルおよび「リリースノート」に記載されているタスクと概念を示しています。特定のタスクを行う場合や特定の概念について調べる場合は、該当するマニュアルを参照してください。注: 印刷版マニュアルは、http://docs.iplanet.com/docs/manuals/ias.html から入手できます。
このマニュアルについて
『管理者ガイド』では、1 台または複数台の iPlanet Application Server マシンの管理者として行う作業について説明します。このマニュアルでは少なくとも 1 台のマシンに iPlanet Application Server がインストールされていることが前提となります。iPlanet Application Server のインストールの詳細については、『インストールガイド』を参照してください。ほとんどの管理作業は、サーバおよびアプリケーション管理用の GUI ベースのツールである iPlanet Application Server Administration Tool を使って行います。このツールについては、「iPlanet Application Server Administration Tool (iASAT) について」に記載されています。
このマニュアルの構成
このマニュアルは 3 部に分かれています。iPlanet Application Server マシンの管理に関する知識がない場合は、第 1 部入門を一読することをお勧めします。第 1 部には、サーバと Administration Tool を起動する方法についての概要が記載されています。アプリケーションサーバの管理に関する知識がある場合は、第 1 部にさっと目を通してから第 2 部「1 台の iPlanet Application Server の管理」に進みます。複数のアプリケーションサーバを管理する場合は、引き続き第 3 部「複数の iPlanet Application Server の管理」に進んでください。複数のサーバを備えた企業特有の情報について記載されています。
第 1 部「入門」
『管理者ガイド』の第 1 部では iPlanet Application Server の環境について記載しています。
第 1 章「基本管理タスクの実行」ではiPlanet Application Server Administration Tool を紹介し、iPlanet Application Server を設定するために行う基本的な作業を説明しています。
第 2 部「1 台の iPlanet Application Server の管理」
『管理者ガイド』の第 2 部では、iPlanet Application Server マシンが 1 台の場合のサーバおよびアプリケーションの管理手順について説明します。
第 2 章「サーバの稼動状況の監視」では、Executive Server、Java サーバ、および C++ サーバプロセスのさまざまな属性をチャートにすることができる監視サービスについて説明します。
第 3 章「iPlanet Application Server をサードパーティツールを使って監視するよう SNMP を設定する」では、SNMP (Simple Network Management Protocol) を設定する方法について説明します。サードパーティの SNMP 管理ツールを使って iPlanet Application Server を監視できます。
第 4 章「サーバメッセージの記録」では、iPlanet Application Server によって提供されるメッセージロギングサービスについて説明します。
第 5 章「iPlanet Application Server の保護」では、アプリケーションのセキュリティを確保するためにユーザとグループを設定する方法について説明します。
第 6 章「サーバリソースの可用性の向上」では、アプリケーションのパフォーマンスを向上させる方法について説明します。
第 7 章「Web コネクタプラグインの設定」では、iPlanet Application Server 上にあるアプリケーションにユーザのリクエストを送信する Web コネクタプラグインについて説明します。
第 8 章「データベース接続の管理」では、データアクセスドライバを設定し、設定値をデータベースコネクションパラメータに適用する方法について説明します。
第 9 章「トランザクションの管理」では、iPlanet Application Server Administration Tool を使ってトランザクションを管理するために必要な作業と概念について説明します。
第 10 章「CORBA ベースクライアントサポートの有効化」では、既存の JavaSoft ORB および ORBIX2000 というサードパーティ ORB を使用して CORBA 要素用の RMI/IIOP ORB を設定する方法について説明します。
第 11 章「メッセージ駆動 Bean の管理」では、JMS プロバイダの設定方法とメッセージ駆動 Bean サポートの管理方法について説明します。
第 3 部「複数の iPlanet Application Server の管理」
『管理者ガイド』の第 3 部では、複数の iPlanet Application Server マシンを管理する方法について説明します。より複数のサーバを備えた企業に適用する、広範囲にわたる管理手順と概念を説明します。これらの手順は複数のサーバの管理だけに焦点を当てており、第 2 部で説明する 1 台のサーバの手順とともに使います。
第 12 章「複数のサーバの設定」では、iPlanet Application ServerAdministration Tool を使って、複数の iPlanet Application Server マシンに対して Web コネクタプラグイン、分散データ同期、およびマルチキャスト通信を設定する方法について説明します。
第 13 章「複数サーバアプリケーションの管理」では、iPlanet Application Server Administration Tool を使って複数の iPlanet Application Server マシンを同時に管理する方法について説明しています。
第 14 章「ユーザリクエストのロードバランス」では、複数のアプリケーションサーバ間でリクエストのバランスを保つことによって各 iPlanet Application Server マシンのユーザリクエスト処理機能を最適化するロードバランスについて説明します。
第 15 章「分散のデータ同期の管理」では、iPlanet Application Server マシンをグループ化してデータ同期クラスタにする方法について説明します。
第 16 章「開発用 iPlanet Application Server の設定」では、アプリケーションを開発する目的で iPlanet Application Server をセットアップする方法について説明します。この章には、開発者向けの情報が記載されています。
付録 A「トラブルシューティング」には、iPlanet Application Server マシンのトラブルシューティングに関する情報が記載されています。
マニュアルの表記規則
このマニュアルでは次の表記規則を採用しています。
前へ 目次 索引 DocHome 次へ
Copyright © 2002 Sun Microsystems, Inc. All rights reserved.
最新更新日 2002 年 3 月 6 日