Windows NT またはUnix/Linux プラットフォーム上にFrontPage 97、FrontPage 98、または FrontPage 2000 の拡張機能をインストールすることができます。この節では、次のプラットフォームへのインストール方法について説明します。
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Windows NT システム
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Unix/Linux システム−FrontPage 97 拡張機能
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Unix/Linux システム−FrontPage 98 拡張機能
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Unix/Linux システム−FrontPage 2000 拡張機能
レジストリ キーを変更したので、FrontPage の拡張機能を Netscape Enterprise Server バージョン 3.x または iPlanet Web Server バージョン 4.x にインストールするにはカスタム インストールを行う必要があります。
Windows NT システムへの FrontPage Server Extensions のインストール
Windows NT システムに FrontPage 97、FrontPage 98、または FrontPage 2000 の拡張機能をインストールするプロセスは比較的簡単です。使っているシステムに複数のファイルとフォルダをインストールする実行可能ファイルをダウンロードして実行します。拡張機能には、特定のディレクトリ構造が必要です。このディレクトリ構造については、後で説明します。インストールが終了したら、アクセス権限を設定して特定の Web にアクセスするためのいくつかの管理タスクを実行します。
このインストール方法は、Microsoft FrontPage Web サイトからダウンロード可能な自己解凍式の実行可能ファイル内の独立した FrontPage Server Extensions をインストールする場合に適用されます。
ノート
FrontPage Server Extensions をインストールするには、管理者として、または管理者アクセス権限で NT システムにログインする必要があります。
Windows NT 上に FrontPage Server Extensions をインストールするには、次の手順を実行します。
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言語およびプロセッサ タイプのサーバ拡張機能のセットアップ プログラムを実行します。
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Server Extensions Resource Kit と共に FrontPage 2000 をインストールした後、[Start] > [Programs] > [Administrative Tools] の Server Extensions Administrator を起動し、[Console Root] > [FrontPage Server Extensions] の下にあるマシンのホスト名を右クリックして [New Web] を選択します。ウィザードの手順に従ってサーバ インスタンスを選択し、FrontPage Server Extensions 用に設定します。
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FrontPage Server Extensions をインストールする仮想サーバを選択して、[OK] をクリックします。
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新しい FrontPage 管理者アカウントの名前とパスワードを入力します。
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サーバ拡張機能のインストール後に FrontPage Explorer の [パーミッション] コマンドを使うと、他の管理者アカウントを追加することができます。
各 FrontPage Web へのサーバ拡張機能のインストールには数分かかるので、コンピュータの CPU 負荷が大きくなる場合があります。FrontPage Server Extensions の新規インストールの場合、各ページの内容がパースされ、FrontPage のコンポーネント (Include コンポーネント、 Substitution コンポーネントなど) を拡張します。その後、FrontPage Web のハイパーリンクのマップが作成され、ページのタイトルとベース URL が抽出されます。
このインストールでは、テキスト索引の更新、Web 内のリンクの再予測、FrontPage 管理アカウント、パスワード、IP アドレス制限の追加が行われ、新しい ObjectType ディレクティブが obj.conf ファイルに追加された場合に、Web 管理者にサーバを再起動するように通知します。
FrontPage 97 拡張機能の場合、そのコンポーネントは、C:\Program Files\Microsoft FrontPage ディレクトリにインストールされます。C はデフォルトのハードディスクです。コンポーネントは次のとおりです。
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FrontPage Server Extension の .dll ファイルと .exe ファイルは、
\bin サブディレクトリ とデフォルトの \windows\system
ディレクトリにコピーされます。
- ユーザの Web にサーバ拡張機能を実装するために FrontPage で使われる ISAPI (.dll)
ファイルまたは CGI (.exe) ファイルは、それぞれ
\isapi と
\_vti_bin ディレクトリにコピーされます。これらのファイルは、FrontPage 拡張機能をインストールする各仮想サーバのドキュメント
ルートにもコピーされます。
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FrontPage Server Administrator (fpsrvwin.exe) とコマンド ライン バージョン (fpsrvadm.exe) は、\bin ディレクトリにコピーされます。FrontPage Server Administrator は、FrontPage Server Extensions のインストール、更新、確認、または削除を行うためのツールです。
FrontPage 98 拡張機能の場合、そのコンポーネントは、C:\Program Files\Microsoft FrontPage\version 3.0 ディレクトリにインストールされます。C はデフォルトのハードディスクです。
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FrontPage Server Extensions の .dll ファイルと .exe ファイルは、
\bin サブディレクトリと デフォルトの \windows\system
ディレクトリにコピーされます。
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ユーザの Web にサーバ拡張機能を実装するために FrontPage で使われる 3 つの ISAPI (.dll) ファイルまたは CGI (.exe) ファイルは、それぞれ \isapi および \_vti_bin ディレクトリにコピーされます。このファイルは、FrontPage 拡張機能をインストールする各仮想サーバのドキュメント ルートにもコピーされます。
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FrontPage Server Administrator (fpsrvwin.exe) とコマンド ライン バージョン (fpsrvadm.exe) は、\bin ディレクトリにコピーされます。FrontPage Server Administrator は、FrontPage Server Extensions のインストール、更新、確認、または削除を行うためのツールです。
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Server Extensions Resource Kit
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HTML 管理フォーム。これは、Web ブラウザを介して FrontPage Server Extensions をリモートで管理するための一連の HTML フォームです。FrontPage Server Extensions のリモート管理を行うためのコマンド ライン ユーティリティ(fpremadm.exe) も\bin ディレクトリにインストールされます。
FrontPage 2000 拡張機能の場合、そのコンポーネントは、
C:\Program Files\Common Files\Microsoft Shared\Web Server Extensions\40
ディレクトリにインストールされます。C はデフォルトのハードディスクです。
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FrontPage Server Extensions の .dll ファイルと .exe ファイルは、
\bin サブディレクトリと \WINNT\system32
ディレクトリにコピーされます。
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ユーザの Web にサーバ拡張機能を実装するために FrontPage で使われる 3 つの ISAPI (.dll) ファイルまたは CGI (.exe) ファイルは、それぞれ \isapi および \_vti_bin ディレクトリにコピーされます。このファイルは、FrontPage 拡張機能をインストールする各仮想サーバのドキュメント ルートにもコピーされます。
- FrontPage Server Administrator (fpsrvwin.exe)
は、FrontPage 2000 では使用またはインストールされません。FrontPage Server Administrator
([Start] > [Programs] > [Administrative Tools]
) または\bin サブディレクトリにコピーされるコマンド
ライン バージョン (fpsrvadm.exe)
を使う必要があります。FrontPage Server Administrator は、FrontPage Server Extensions
のインストール、更新、確認、または削除を行うためのツールです。
- Server Extensions Resource Kit は \serk サブディレクトリにコピーされます。
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HTML 管理フォーム。これは、Web ブラウザを介して FrontPage Server Extensions をリモートで管理するための一連の HTML フォームで、\admcgi と \admisapi サブディレクトリにコピーされます。FrontPage Server Extensions のリモート管理を行うためのコマンド ライン ユーティリティ(fpremadm.exe) も\bin ディレクトリにインストールされます。
インストールでは、次のファイルとディレクトリの変更または追加が行われます。
インストール プロセスが完了したら、次の管理タスクを実行します。
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FrontPage 97 または FrontPage 98 の場合、FrontPage ディレクトリの \bin ディレクトリにある fpsrvwin.exe ファイルを実行して、サーバのポート設定、拡張機能のテスト、他の仮想サーバへの拡張機能のインストール、および拡張機能の更新を行います。
- FrontPage 2000 の場合、Server Extensions Administrator ([Start] > [Programs]
> [Administrative Tools] ) またはコマンド ライン バージョン (fpsrvadm.exe) を実行します。
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作業を行うサーバと Web を選択します。
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追加した各 Web のプロビジョニングを行う必要があります。このプロビジョニングは、クライアント サイドから行うことができます。このクライアントは、ルート Web に対する正確な認証 (管理者のユーザ名とパスワード) を持つクライアントを提供された FrontPage クライアントです。プログラム fpsrvadm.exe を使って個々の Web にパスワードを設定することによって、サーバ サイドからユーザの Web のプロビジョニングを行うこともできます。 新しい FrontPage Web がルート Web から管理者のユーザ名とパスワードを継承していないことを確認する必要があります。
- fpadmin.htm ファイルは通常、FrontPage
プログラム ディレクトリの \admin\cgi ディレクトリ
(97と98) または \admcgi ディレクトリ
(2000) に配置します。このファイルを使って、FrontPage Web を設定します。
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ユーザは、FrontPage の起動時に表示されるローカル Web を編集できますが、有効なユーザ ID とパスワードが必要です。
Unix/Linux システムへの FrontPage 97 Server Extensions のインストール
Unix/Linux システムでのインストール プロセスでは、適切なファイルのアクセス権限を持ち、あらかじめディレクトリを設定しておく必要があります。拡張機能には、特定のディレクトリ構造が必要です。 このディレクトリ構造については、後で説明します。インストールが終了したら、アクセス権限を設定して特定の Web にアクセスするための管理タスクを実行します。
このインストール方法は、Microsoft FrontPage Web サイトまたは Ready-to-Run Software Web サイトからダウンロード可能な tar でアーカイブしたファイルにある、独立した FrontPage Server Extensions をインストールする場合に適用されます。
重要
インストールを実行するには、ルート ユーザとしてログインする必要があります。ルート ユーザは、拡張機能をインストールする場所が /usr/local ディレクトリでなくても、このディレクトリに対する書き込みパーミッションを持っている必要があります。これは、/usr/local ディレクトリに拡張機能をインストールしないように選択しても、/usr/local と使うディレクトリの間にソフト リンクが自動的に追加されるためです。
拡張機能をインストールするには、次の手順を実行します。
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ルート ユーザ としてログインすると、tar ファイルから FrontPage Server Extensions をインストールすることができます。
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ダウンロードしたファイルを untar します。
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次のコードを使って、ディレクトリを /usr/local/frontpage/version2.0 に変更します。
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/extensions という名前のディレクトリを作成して、そこに _vti_bin ディレクトリを入れます。
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WPP キットを /usr/local/frontpage/version2.0 にインストールします。
- 次のコードを使って、ディレクトリ/実行可能ファイルの名前を
/usr/local/frontpage/version2.0/executables
から /_vti_bin に変更します。
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次のコードを使って、fpsrvadm.suid.exe ファイルを /bin ディレクトリに移動します。
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fp_install.sh シェル プログラムを実行し、画面上の指示に従って、次の表に示す情報を入力します。
各 FrontPage Web へのサーバ拡張機能のインストールには数分かかるので、コンピュータの CPU 負荷が大きくなる場合があります。FrontPage Server Extensions の新規インストールの場合、各ページの内容がパースされ、FrontPage のコンポーネント (Include コンポーネント、 Substitution コンポーネントなど) を拡張します。その後、FrontPage Web のハイパーリンクのマップが作成され、ページのタイトルとベース URL が抽出されます。
このインストールでは、テキスト索引の更新、Web のリンクの再予測、FrontPage 管理アカウント、パスワード、IP アドレス制限の追加が行われ、新しい ObjectTypeディレクティブが obj.conf ファイルに追加された場合に、Web 管理者にサーバを再起動するように通知します。
インストール時に、インストール シェルによって次のファイルおよびディレクトリが変更または追加されます。
インストール プロセスが完了したら、次の管理タスクを実行します。
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fpsrvwin.exe ファイルを実行して、サーバ のポートの設定、拡張機能のテスト、他の仮想サーバに対する拡張機能のインストール、および拡張機能の更新を行います。
- リモート マシンに FrontPage 97、98、または 2000 プログラムをインストールする必要があります (Macintosh
または Windows のみ)。
- ユーザが別のマシンで Web を編集する場合は、その行の [MoreWebs] をクリックして、編集する Web の servername:portnumber
の Web サーバまたはディスク位置のタイプを指定してから、[OK] をクリックします。
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編集するホスト マシン上の Web リストから適切な Web を選択します。
Unix/Linux システムへの FrontPage 98 Server Extensions のインストール
このインストール方法は、Microsoft FrontPage Web サイトまたは Ready-to-Run Software Web サイトからダウンロード可能な tar でアーカイブしたファイルにある、独立した FrontPage Server Extensions をインストールする場合に適用されます。
インストールが終了したら、アクセス権限を設定して特定の Web にアクセスするための管理タスクを実行します。
重要
インストールを実行するには、ルート ユーザとしてログインする必要があります。ルート ユーザは、拡張機能をインストールする場所が /usr/local ディレクトリでなくてもこのディレクトリに対する書き込みパーミッションを持っている必要があります。これは、/usr/local ディレクトリに拡張機能をインストールしないように選択しても、/usr/local と使うディレクトリの間にソフト リンクが自動的に追加されるためです。
拡張機能をインストールするには、次の手順を実行します。
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ルート ユーザとしてログインすると、tar ファイルからFrontPage Server Extensions をインストールすることができます。
- /usr/local、または cd と入力して、ダウンロードした2つのファイル (fp30.solaris.tar.Z
と fp_install.sh) があるディレクトリに移動します。
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fp_install.sh シェル プログラムを実行し、画面上の指示に従ってパラメータ情報を入力します。
各 FrontPage Web へのサーバ拡張機能のインストールには数分かかるので、コンピュータの CPU 負荷が大きくなる場合があります。FrontPage Server Extensions の新規インストールの場合、各ページの内容がパースされ、FrontPage のコンポーネント (Include コンポーネント、 Substitution コンポーネントなど) を拡張します。その後、FrontPage Web のハイパーリンクのマップが作成され、ページのタイトルとベース URL が抽出されます。
このインストールでは、テキスト索引の更新、Web のリンクの再予測、FrontPage 管理アカウント、パスワード、IP アドレス制限の追加が行われ、新しい ObjectTypeディレクティブが obj.conf ファイルに追加された場合に、Web 管理者にサーバを再起動するように通知します。
インストール時に、インストール シェルによって次のファイルおよびディレクトリが変更または追加されます。
/_vti_bin、/_vti_adm、/_vti_aut、およびドキュメント
ルート ディレクトリに .nsconfig ファイルを作成します。
Unix/Linux システムへの FrontPage 2000 Server Extensions のインストール
このインストール方法は、Microsoft FrontPage Web サイトまたは Ready-to-Run Software Web サイトからダウンロード可能な tar でアーカイブしたファイルにある、独立した FrontPage Server Extensions をインストールする場合に適用されます。
インストールが終了したら、アクセス権限を設定して特定の Web にアクセスするための管理タスクを実行します。
重要
インストールを実行するには、ルート ユーザとしてログ インする必要があります。ルート ユーザは、拡張機能をインストールする場所が /usr/local ディレクトリでなくても、このディレクトリに対する書き込みパーミッションを持っている必要があります。これは、/usr/local ディレクトリに拡張機能をインストールしないように選択しても、/usr/local と使うディレクトリの間にソフト リンクが自動的に追加されるためです。
拡張機能をインストールするには、次の手順を実行します。
-
ルート ユーザとしてログ インすると、tar ファイルからFrontPage Server Extensions をインストールすることができます。
- cd /usr/local または cd と入力して、ダウンロードした2つのファイル (fp40.solaris.tar.Z
と fp_install.sh) があるディレクトリに移動します。
-
fp_install.sh シェル プログラムを実行し、画面上の指示に従ってパラメータ情報を入力します。
各 FrontPage Web 上へのサーバ拡張機能のインストールには数分かかるので、コンピュータの CPU 負荷が大きくなる場合があります。FrontPage Server Extensions の新規インストールの場合、各ページの内容がパースされ、FrontPage のコンポーネント (Include コンポーネント、 Substitution コンポーネントなど) を拡張します。その後、FrontPage Web のハイパーリンクのマップが作成され、ページのタイトルとベース URL が抽出されます。
このインストールでは、テキスト索引の更新、Web のリンクの再予測、FrontPage 管理アカウント、パスワード、IP アドレス制限の追加が行われ、新しい ObjectType ディレクティブが obj.conf ファイルに追加された場合に、Web 管理者にサーバを再起動するように通知します。
インストール時に、インストール シェルによって次のファイルおよびディレクトリが変更または追加されます。
/_vti_bin、/_vti_adm、 /_vti_aut、およびドキュメント ルート ディレクトリに .nsconfig ファイルを作成します。
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