目次
このマニュアルについて
第 1 章 iPlanet Web Server の基礎知識
第 2 章 iPlanet Web Server の管理
第 3 章 管理プリファレンスの設定
第 4 章 ユーザとグループの管理
第 5 章 サーバ セキュリティ
第 6 章 サーバ クラスタの管理
第 7 章 サーバのプリファレンスの設定
第 8 章 ログ ファイルの理解
第 9 章 SNMP によるサーバのモニタ
第 10 章 サーバの設定によるパフォーマンス チューニング
第 11 章 プログラムによるサーバの拡張
第 12 章 コンフィグレーション スタイルの操作
第 13 章 サーバのコンテンツ管理
第 14 章 サーバへのアクセスの制御
第 15 章 Web パブリッシングの設定
第 16 章 検索機能の使用
付録 A HTTP (HyperText Transfer Protocol)
付録 B ACL ファイルのシンタックス
付録 C 国際化 iPlanet Web Server
付録 D Microsoft FrontPage のサーバ拡張機能
付録 E iPlanet Web Server
用語集
索引
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第 12 章 コンフィグレーション スタイルの操作

コンフィグレーション スタイルを使うと、サーバ内の特定のファイルまたはディレクトリに、簡単に一連のオプションを設定することができます。たとえば、アクセス ロギングを設定するコンフィグレーション スタイルが作成できます。ログを記録するファイルやディレクトリにコンフィグレーション スタイルを設定すれば、すべてのファイルやディレクトリに対してそれぞれのアクセス ロギングを設定する必要はありません。

この章には次の節があります。


コンフィグレーション スタイルの作成
コンフィグレーション スタイルを作成するには、次の手順を実行します。

  1. Administration Server にアクセスし、[Servers]タブをクリックします。
  2. サーバの管理エリアで、該当するサーバを選択して [Manage] をクリックします。
  3. [Styles] タブを選択します。
  4. [New Style] リンクをクリックします。
  5. コンフィグレーション スタイルに名前を付けて入力します。[OK] をクリックします。
  6. ドロップダウン リストから編集するコンフィグレーション スタイルを選択し、[Edit this Style] をクリックします。
  7. 使用可能なリンクのリストから、スタイルの構成を行うカテゴリをクリックします。
    • 表 12.1に一覧表示されている情報を構成することができます。

  8. 表示されるフォームに記入して [OK] をクリックします。
  9. コンフィグレーション スタイルをさらに変更する場合は、手順 4 〜 5 を繰り返して [OK] をクリックします。
  10. [Save and Apply] をクリックして適用し、コンフィグレーション スタイルの変更を確認します。
編集するスタイルを選択すると、リソース ピッカによって、他のリソースではなくコンフィグレーション スタイルが一覧表示されます。スタイルの編集が終わったら、[OK] をクリックして保存し、変更を適用します。リソース ピッカがスタイル モードを終了します。リソース ピッカから [Exit styles mode] を選択して、スタイル モードを終了することもできます。

表 12.1 コンフィグレーション スタイル カテゴリ
カテゴリ
説明
CGI ファイル タイプ
CGI をファイル タイプとしてアクティブにすることができます。 CGI の詳細についてはCGI プログラムのインストールを参照してください。
文字セット
リソースに応じて文字セットを変更することができます。文字セットの詳細については、文字セットの変更を参照してください。
デフォルトの
クエリ ハンドラ

サーバのリソースに応じてデフォルトのクエリ ハンドラを設定することができます。クエリ ハンドラの詳細については、クエリ ハンドラの使用を参照してください。
ドキュメント
フッタ

ドキュメント フッタをサーバのリソースに追加することができます。
ダイナミック コンフィグレーション
サーバ マネージャへのアクセスを許可せずにコンフィグレーション オプションのサブセットを与えることができます。ダイナミック コンフィグレーションの詳細については、ダイナミック コンフィグレーション ファイルの操作を参照してください。
エラー レスポンス
クライアントがサーバからのエラーを検出したときに表示される、エラー レスポンスをカスタマイズすることができます。エラー レスポンスの詳細については、エラー レスポンスのカスタマイズを参照してください。
ログ プリファレンス
アクセス ログのプリファレンスを設定することができます。ログ プリファレンスの詳細については、ログ プリファレンスの設定を参照してください。
アクセス制御
サーバ全体または一部へのアクセスを制御することができます。アクセス コントロールの詳細については、サーバへのアクセスの制限を参照してください。
サーバ パース
HTML

ファイルがクライアントに送信される前に、サーバがそのファイルを解析するかどうかを指定することができます。
シンボリック
リンク(Unix/Linux)

サーバ内のファイル システム リンクの使用を制限することができます。シンボリック リンクの詳細については、シンボリック リンクの制御 (Unix/Linux)を参照してください。

詳細については、オンラインヘルプの「Create a New Style」ページを参照してください。


コンフィグレーション スタイルの削除
コンフィグレーション スタイルを削除するにはまず、コンフィグレーション スタイルが適用されている割り当てを削除します。コンフィグレーション スタイルを削除する前にこの作業を行わない場合は、obj.conf ファイルを手作業で編集して、ファイル内のコンフィグレーション スタイルを検索し、[None] に置換する必要があります。この検索置換を行わないと、削除されているコンフィグレーション スタイルが設定されたファイルやディレクトリにアクセスしたときに、サーバの構成ミス エラーメッセージが表示されます。

コンフィグレーション スタイルを削除するには、次の手順を実行します。

  1. サーバ マネージャで [Styles] タブを選択します。
  2. [List Assignments] リンクをクリックします。
  3. 削除する [Edit Style Assignment]を選択します。
  4. [Remove this Assignment] をクリックします。
  5. [Remove Style] リンクをクリックします。
  6. 削除するコンフィグレーション スタイルを選択し、[OK] をクリックします。
詳細については、オンライン ヘルプの「Remove a Style」ページを参照してください。


コンフィグレーション スタイルの編集
コンフィグレーション スタイルを編集するには、次の手順を実行します。

  1. サーバ マネージャで [Styles] タブを選択します。
  2. [Edit Style] リンクをクリックします。
  3. 編集するコンフィグレーション スタイルを選択し、[Edit this style] ボタンをクリックします。
  4. 使用可能なリンクのリストから、スタイルの構成を行うカテゴリをクリックします。
  5. 表示されるフォームに記入して [OK] をクリックします。
  6. コンフィグレーション スタイルをさらに変更する場合は、手順 4 〜 5 を繰り返して [OK] をクリックします。
  7. [Save and Apply] をクリックして適用し、コンフィグレーション スタイルの変更を確認します。
編集するスタイルを選択すると、リソース ピッカによって、他のリソースではなくコンフィグレーション スタイルが一覧表示されます。スタイルの編集が終わったら、[OK] をクリックして保存し、変更を適用します。リソース ピッカがスタイル モードを終了します。リソース ピッカから [Exit styles mode] を選択してスタイル モードを終了することもできます。

詳細については、オンライン ヘルプの「Edit a Style」ページを参照してください。


コンフィグレーション スタイルの割り当て
コンフィグレーション スタイルを作成したら、そのスタイルをサーバ内のファイルまたはディレクトリに割り当てることができます。また、特定のファイルやディレクトリを指定したり、*.gif のようにワイルド カードを使って指定したりすることもできます。

コンフィグレーション スタイルを割り当てるには、次の手順を実行します。

  1. サーバ マネージャで [Styles] タブを選択します。
  2. [Assign Style] リンクをクリックします。
  3. このコンフィグレーション スタイルが適用されている URL のプレフィックスを入力します。
  4. 適用するコンフィグレーション スタイルを選択します。リソースに事前に適用されているコンフィグレーション スタイルを削除するには、コンフィグレーション スタイルに [None] を設定して [OK] をクリックします。
詳細については、オンライン ヘルプの「Assign a Style」ページを参照してください。


コンフィグレーション スタイル割り当ての一覧表示
コンフィグレーション スタイルを作成し、それをファイルやディレクトリに適用すると、適用したコンフィグレーション スタイルの一覧を表示することができます。

コンフィグレーション スタイル割り当てを一覧表示するには、次の手順を実行します。

  1. サーバ マネージャで [Styles] タブを選択します。
  2. [List Assignments] リンクをクリックします。

      サーバ リソースに適用されているコンフィグレーション スタイルの「List Assignments」ページが表示されます。
  3. コンフィグレーション スタイルの割り当てを編集するには、コンフィグレーション スタイル名の隣りにある [Edit] リンクをクリックします。
詳細については、オンライン ヘルプの「List Assignments」ページを参照してください。

 

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