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マニュアルページセクション 1M: システム管理コマンド Oracle Solaris 11 Information Library (日本語) |
- システムからのユーザーのログインの削除
userdel [-r] [-S repository] login
userdel ユーティリティーは、システムからユーザーアカウントを削除し、システムファイルやファイルシステムにアカウント関連の適切な変更を加えます。
ユーザーを削除するには、管理者に User Management プロファイルが付与されている必要があります。
次のオプションがサポートされています。
システムからユーザーのホームディレクトリを削除します。このディレクトリは存在する必要があります。このコマンドが正常に実行されたあと、ホームディレクトリの下にあるファイルやディレクトリにはアクセスできなくなります。ユーザーのホームディレクトリとして作成された ZFS データセットが削除されます。そのユーザー用に追加された auto_home エントリが削除されます。
有効なリポジトリは、files と ldap です。リポジトリは、更新するネームサービスを指定します。デフォルトのリポジトリは files です。
次のオペランドがサポートされています。
削除される既存のログイン名。
次の終了値が返されます。
正常終了。
無効なコマンド構文。userdel コマンドの使用法に関するメッセージが表示されます。
削除されるアカウントが存在しません。
削除されるアカウントが使用されています。
/etc/group または /etc/user_attr ファイルを更新できません。ただし、ログインは /etc/passwd ファイルから削除されます。
ホームディレクトリを削除できないか、またはそれ以外の変更を行うことができません。
システムパスワードファイル
ユーザーの暗号化パスワードおよび関連情報を含むシステムファイル
グループ定義を含むシステムファイル
追加のユーザー属性を含むシステムファイル
属性についての詳細は、attributes(5) を参照してください。
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auths(1), passwd(1), profiles(1), roles(1), users(1B), groupadd(1M), groupdel(1M), groupmod(1M), logins(1M), roleadd(1M), rolemod(1M), useradd(1M), usermod(1M), passwd(4), prof_attr(4), user_attr(4), attributes(5)
userdel ユーティリティーは、files または ldap リポジトリの group、passwd、shadow、および user_attr データベースにあるアカウント定義を削除します。