Oracle® ILOM スタートガイドファームウェア Release 3.2.x

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更新: 2015 年 5 月
 
 

初期設定の FAQ

質問:
Oracle ILOM サービスプロセッサ (SP) は自動的にブートしますか。
回答:
Oracle ILOM サービスプロセッサは、電源ケーブルが Oracle サーバーまたはブレードシャーシシステムに接続されたときに自動的にブートします。電源ケーブルをシステムシャーシまたはラックマウントサーバーに接続する方法の詳細は、ラックマウントサーバーまたはシステムシャーシに付属しているハードウェア設置ドキュメントを参照してください。

質問:
シリアルコンソールまたは端末を管理対象デバイスに接続するためのドキュメントはどこにありますか。
回答:
Oracle サーバーまたはブレードシャーシのハードウェア設置ガイドを参照してください。

質問:
Oracle ILOM に root アカウントはありますか。
回答:
Oracle ILOM は、事前構成済み root アカウント付きで工場から出荷されます。最初のログインおよびユーザーアカウントの最初のセットアップには、事前構成済み root アカウントを使用することをお勧めします。 管理対象デバイスへの承認されていないアクセスを防止するために、各サービスプロセッサ (SP) またはシャーシモニタリングモジュール (CMM) で事前構成済み root アカウント (ログイン: root パスワード: changeme) を変更することをお勧めします。

質問:
Oracle ILOM で受け入れられる IPv4 および IPv6 ネットワークアドレスはどのような形式ですか。
回答:
Oracle ILOM がデュアルスタックネットワーク環境で動作している場合は、IPv4 または IPv6 アドレス形式を使用して IP アドレスを入力できます。 例:
  • IPv4 形式: 10.8.183.106

  • IPv6 形式: fec0:a:8:b7:214:4fff:5eca:5f7e/64


質問:
Oracle ILOM に出荷時のデフォルト設定はありますか。
回答:
ほとんどの Oracle ILOM システム管理機能に出荷時のデフォルト設定があります。これらのデフォルト設定を使用するか、要件に合わせてカスタマイズできます。Oracle ILOM に標準装備されている出荷時のデフォルト設定の一覧については、Factory Default Settingsを参照してください。

質問:
どの Oracle ILOM ユーザーインタフェースを使用したらよいですか。
回答:
ほとんどすべての Oracle ILOM 機能は、Web インタフェースとコマンド行インタフェース (CLI) の両方から使用できます。Oracle ILOM 機能の一部は、SNMP インタフェースおよび IPMI インタフェースからも使用できます。SNMP および IPMI からサポートされる Oracle ILOM 機能の詳細は、『Oracle ILOM プロトコル管理リファレンス』を参照してください。

質問:
Oracle ILOM へのネットワーク管理接続を確立できません。
回答:
Oracle ILOM に対する接続に問題が発生している場合、接続の問題を解決するには、次の推奨される解決案を参照してください。
  • 使用しているネットワークと Oracle サーバーまたはブレードシャーシ上の NET MGT ポートとの間に、物理的なイーサネット接続が確立していることを検証します。

  • Oracle ILOM に対するローカル (ネットワークを介さない) 接続で、デュアルスタックネットワーク環境について、IPv4 の状態が有効か、IPv4 および IPv6 の両方の状態が有効かを確認します。

  • Ping のようなコマンド行ネットワークツールを使用して、ネットワークへの接続を検証します。

  • IPv6 管理接続の場合、URL 内の IPv6 アドレスが角括弧で囲まれていることを確認します。

    例:

    • Web インタフェースの URL 形式:

      https://[fe80::221:28ff:fe77:1402]

    • CLI ダウンロードファイルの URL 形式:

      -> load -source tftp://[fec0:a:8:b7:214:rfff:fe01:851d]desktop.pkg


質問:
root アカウントを誤って事前に削除した場合、どのようにして再作成できますか。
回答:
Oracle ILOM の「Preboot」メニューを使用して、Oracle の x86 サーバーで用意されている Oracle ILOM root アカウントを回復できます。手順については、『x86 サーバー向けの診断ガイド』を参照してください。 SP または CMM を出荷時デフォルトにリセットすることで、サーバー SP または CMM の Oracle ILOM root アカウントを回復することもできます。Web インタフェースで、「ILOM Administration」 > 「Configuration Management」 > 「Reset Defaults」をクリックします。デフォルトを出荷時にリセットすると、すべてのログファイルが削除され、すべての構成プロパティーがデフォルト値に戻ります。 Oracle ILOM で用意されている root アカウントの回復についての詳細は、Oracle の保守担当者に問い合わせてください。

質問:
Oracle ILOM にはどのような最新機能がありますか。
回答:
Oracle ILOM 機能更新およびリリースノート』には、各 Oracle ILOM ファームウェアリリースについて新しい機能が説明されています。