始める前に
Oracle ILOM の電力割り当てプランは、管理対象デバイスの電力割り当て要件を表します。例:
System Power Specification – 「System Power Specification」表は、管理対象デバイスで設定されている消費電力プロパティーに割り当てられた電力ワット数を示します。
Per Component Power Map – 「Component Power Map table」表は、Oracle ラック搭載型サーバーの場合に利用でき、管理対象デバイスの各コンポーネントに割り当てられた電力ワット数を示します。コンポーネントに設定されている電力上限、またはコンポーネントに電力上限を設定できるかどうかも示します。
Blade Power Map – 「Blade Power Map」表は、Oracle CMM にのみ利用でき、ブレードサーバーに付与されている総ワット数と、ブレードサーバーへの付与要求のうち満たされていない総ワット数を示します。
管理対象デバイスの電力割り当ては、Web インタフェース、CLI、または SNMP インタフェースから表示できます。SNMP クライアントからこのタスクを実行する手順については、これらの手順のあとの「関連情報」セクションを参照してください。
Web インタフェースまたは CLI から管理対象デバイスの電力割り当てをモニターするには、次のいずれかの手順を実行します。
電力割り当てを表示する - Web による手順 1
電力割り当てを表示する - CLI による手順 2
show /SP/powermgmt/powerconf/component_type/component_name
show /CMM/powermgmt/powerconf/component_type/component_name
- または -
すべてのブレードスロットに付与されている電力の合計 (またはすべての自動送電 I/O ブレードスロットに予約された電力の合計) を表示するには、次のように入力します:
show /CMM/powermgmt/powerconf/bladeslots
- または -
個々のブレードサーバーに付与されている電力の合計を表示するには、次のように入力します:
show /CMM/powermgmt/powerconf/bladeslot/BLn
component_type はコンポーネントカテゴリの名前、component_name はコンポーネントの名前、n はブレードスロットの番号です。