始める前に
トップレベルのシステムログは、関連操作のイベントログエントリのサブセットをより簡単な方法で提供します。特にこのログは、システムインベントリアクションおよびコンポーネントの健全性のステータスに関するサブシステムレベルの診断イベントを報告します。これらのイベントには、電源のオンとオフ、FRU 挿入および削除のほか、サービスが必要、警告、OK などのステータスイベントなどがあります。
イベントログは、コンポーネントの追加や取り外し、コンポーネントの障害など、管理対象デバイスについての情報、警告、またはエラーメッセージを追跡します。ログに記録されるイベントのプロパティーには、イベントの重要度、イベントプロバイダ (クラス)、イベントが記録された日付と時間などがあります。
監査ログは、ユーザーログイン、ログアウト、構成変更、パスワード変更など、インタフェース関連のすべてのユーザーアクションを追跡します。ユーザーアクションを監視するユーザーインタフェースには、Oracle ILOM Web インタフェース、CLI、障害管理シェル (captive shell)、制限付きシェル、SNMP および IPMI クライアントインタフェースが含まれます。
Oracle ILOM でログエントリをクリアするには、Admin (a) 役割権限が必要です。
Oracle ILOM ログエントリを管理するには、次の手順のいずれかを実行します。
Oracle ILOM ログエントリを管理する - Web による手順 1
Oracle ILOM ログエントリを管理する - CLI による手順 2
SP または CMM の Web インタフェースからシステムログエントリを表示するには、「ILOM System Information」 > 「System Log」をクリックします。
SP または CMM の Web インタフェースでイベントまたは監査ログエントリを表示するには、「ILOM Administration」 > 「Logs」をクリックし、「Event」または「Audit」をクリックします。
ログプロパティーのフィルタリングの詳細は、ログページに表示される「More Info」リンクをクリックしてください。
確認のダイアログが表示されます。確認ダイアログで「OK」をクリックすると、エントリがクリアされます。
show /System/Logs/list
show /SP/Logs/event/list
show /CMM/Logs/event/list
show /SP/Logs/audit/list
show /CMM/Logs/audit/list
リストをスクロールするには、q キー以外の任意のキーを押します。
例:
show /System/Logs/list Class==value
または
show /SP|CMM/logs/event|audit/list Class==value
show /System/Logs/list Class==value Type== value
または
show /SP|CMM/logs/event|audit/list Class==value Type==value
show /System/Logs/list Class==value Type==value Severity==value
または
show /SP|CMM/logs/event|audit/list Class==value Type==value Severity==value
SP|CMM には、SP または CMM と入力します。
例:
set /System/Logs/clear=true
または
set /SP|CMM/logs/event|audit clear=true
event|audit には、event または audit のいずれかを入力します。
プロンプトが表示されたら、アクションを確定する場合は y と入力し、アクションを取り消す場合は n と入力します。