始める前に
disabled 電力ポリシーを使用すると、SPARC サーバーは許可されている使用可能なすべての電力を消費し、最高速度で動作できます。
performance 電力ポリシーを使用すると、システム内の未使用のアイドルコンポーネントがより低速で動作するか、またはスリープ状態に移行できるため、パフォーマンスにほとんど影響を与えずに電力を節約できます。
elastic 電力ポリシーを使用すると、SPARC サーバーはコンポーネントの現在の電源要件に適応できます。
たとえば、elastic 電力ポリシーが有効になっていると、Oracle ILOM はサーバーコンポーネントを低速またはスリープ状態に移行したり、その状態から解除したりすることによって、相対的な電力使用率を (サーバーのワークロードが変動した場合でも) 常に 70% に維持します。
SPARC サーバーの電力ポリシー設定を変更するには、Oracle ILOM の Administrator (a) 役割権限が必要です。
SPARC サーバーの電力ポリシーは、Web インタフェース、CLI、または SNMP インタフェースから管理できます。SNMP クライアントからこれらのタスクを実行する手順については、これらの手順のあとの「関連情報」セクションを参照してください。
CLI または Web インタフェースから SPARC サーバーの電力ポリシーを設定するには、次の手順のいずれかを実行します。
SPARC の電力ポリシーを設定する - Web による手順 1
SPARC の電力ポリシーを設定する - CLI による手順 2
-> show /SP/powermgmt policy
-> set /SP/powermgmt policy=performance|elastic
performance|elastic の値が表示されたら、performance、elastic、または disabled のいずれかを入力します。
プロンプトが表示されたら、アクションを確定する場合は y と入力し、アクションを取り消す場合は n と入力します。