消費電力の用語とプロパティー
表 5 消費電力の用語
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リアルタイム電力モニタリング
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Oracle ILOM は、ハードウェアインタフェース (CMM、SP、電源ユニット (PSU) など) を任意の時点でポーリングして、更新された電力モニタリングメトリックを継続的に Oracle ILOM インタフェースに表示することにより、1 秒以内の精度のリアルタイム電力モニタリングを可能にします。
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消費電力
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消費電力は、管理対象デバイスによって消費される入力電力または PSU から供給される出力電力を指します。
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管理対象デバイスごとの消費電力
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Oracle ILOM インタフェースに表示される消費電力メトリックは、次のハードウェア構成によって異なります。
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ラックマウントサーバーの消費電力は、ラックマウントシャーシ電源装置によって消費されている入力電力の合計です。
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ブレードサーバーの消費電力は、そのローカルコンポーネントによって消費されている電力の合計です。
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CMM の消費電力は、ブレードシャーシ電源装置によって消費されている入力電力の合計です。
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注 -
次の表には、Oracle のマルチドメイン SPARC システムへの CLI パスは含まれていません。特定の PDomain の電力プロパティーを表示するには、示された CLI パスの先頭に /Servers/PDomains/PDomain_n/ を付けてください。
表 6 Oracle ILOM インタフェースの「Power Consumption」プロパティー
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Actual Power
(/SP|CMM/powermgmt actual_power)
または
(/System/Power actual_power_consumption)
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x86 SP
SPARC SP
CMM
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Oracle ILOM インタフェースに表示される読み取り専用の「Actual Power」プロパティー値は、管理対象デバイス (ブレードシャーシ、ラックマウントサーバー、またはブレードサーバー) によって消費される電力 (ワット) を示します。
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Target Limit
(/SP/powermgmt/budget powerlimit)
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x86 SP
SPARC SP
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Oracle ILOM インタフェースに表示される読み取り専用の「Target Limit」プロパティー値は、Oracle サーバーに設定されている現在のターゲット制限値 (ワットまたはパーセント) を表示します。
電力モニタリングの重要考慮事項:
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Oracle ILOM は、設定されたターゲット制限値を使用して、サーバーに許可される電力バジェットパラメータを決定します。
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すべての x86 サーバーが電力管理の「Target Limit」プロパティーを Oracle ILOM インタフェースに表示するわけではありません。x86 サーバーで「Target Limit」プロパティーがサポートされていない場合、Oracle ILOM はそのサーバーに取り付けられている電力消費ハードウェアコンポーネントに基づいて、そのサーバーの電力バジェットパラメータを決定します。
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「Target Limit」プロパティーが Oracle ILOM インタフェースでサポートされている (表示される) ときに、プロパティー値が設定されていない場合は、プロパティー値「Not Configured」が Oracle ILOM インタフェースに表示されます。
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Peak Permitted
(/SP|CMM/powermgmt permitted_power)
または
(/System/Power max_permitted_power)
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x86 SP
SPARC SP
CMM
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Oracle ILOM インタフェースに表示される読み取り専用の「Peak Permitted」プロパティー値は、管理対象デバイスが消費できる最大電力 (ワット) を表示します。
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Event Notification Threshold
デフォルト設定: disabled
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Threshold 1 = 0 ワット
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Threshold 2 = 0 ワット
(/SP|CMM/powermgmt threshold 1|2 = 0)
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x86 SP
SPARC SP
CMM
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Oracle ILOM インタフェースに表示されるユーザー定義の「Notification Threshold」プロパティー値は、アラート通知をトリガーするように設定されている電力値 (ワット) を表示します。有効にされている場合、管理対象デバイスの消費電力 (ワット) がユーザー定義のしきい値を超えると、アラート通知が Oracle ILOM によってトリガーされます。
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