管理対象デバイス上の Oracle ILOM 3.2.x CLI 名前空間ターゲット
Oracle ILOM 3.2.x CLI 名前空間は、ある管理対象デバイスについて管理可能なすべてのオブジェクトを含む階層ツリーです。
次の表では、Oracle ILOM 3.2.x で使用可能な CLI 名前空間ターゲットについて説明します。次の表に一覧表示されている名前空間ターゲットは、ツリー階層の最高レベルにあります。
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サーバー SP
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/SP
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サーバー SP で /SP 名前空間の下のプロパティーは、1) Oracle ILOM サービスプロセッサ (SP) の構成、2) ログエントリの表示、3 ) サブコンポーネントの管理、および 4) リモートコンソールへのアクセスに使用します。
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/HOST
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サーバー SP で、 /HOST 名前空間ターゲットの下のプロパティーは、ラックマウントサーバーまたはブレードサーバーモジュール上にインストールされているホストオペレーティングシステムをモニターおよび管理するために使用します。
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シャーシモニタリングモジュール (CMM)
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/CMM
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ブレードモジュラーシステムの CMM で、/CMM 名前空間の下のプロパティーは、1) Oracle ILOM CMM の構成、2) 監査およびイベントログエントリの表示、3) 障害およびアラートの管理に使用します。
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/CH
(3.0 レガシーターゲット)
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ブレードモジュラーシステム CMM で、/CH 名前空間は、Oracle ILOM 3.1 以前のレガシーターゲットです。これは、CMM で legacy_targets のプロパティーが有効になっている場合にのみ表示されます。/CH 名前空間の下にあるプロパティーは、インベントリのステータスおよび環境センサーのモニターのほか、ストレージおよび CPU ブレードサーバーモジュールなどのシャーシサブコンポーネントのアクセスと管理に使用します。/CH 名前空間の下のターゲット名は、シャーシハードウェアコンポーネントの名前に直接対応します。
/CH 名前空間の下のターゲットおよびプロパティーは、既存の Oracle ILOM ユーザースクリプトとの下位互換性を確保するために、(表示されていてもいなくても) 常に使用できます。
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フレームモニタリングモジュール (FMM)
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/FMM
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Netra Modular System (NMS) FMM で、/FMM 名前空間は 1) Oracle ILOM FMM の構成、2) 監査およびイベントログエントリの表示、および 3) 障害とアラートの管理に使用します。
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/Networking
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NMS FMM で、/Networking 名前空間の下のプロパティーは、サーバー SP レベルでネットワークノードにログインしている場合と同様にネットワークノードを管理するために使用します。
注 -
/Networking ターゲットは、Oracle ILOM ファームウェアバージョン 3.2.5 を実行しているすべての FMM でサポートされていないことがあります。以降のファームウェアバージョンが必要になることがあります。
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/Frame
(3.2.5 現在のレガシーターゲット)
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NMS FMM で、/Frame 名前空間は、Oracle ILOM レガシーターゲットです。FMM で legacy_targets の CLI プロパティーが有効になっている場合にのみ表示されます。/Frame 名前空間の下にあるターゲットとプロパティーは、インベントリのステータスおよび環境センサーのモニターのほか、フレームサブコンポーネント (計算ノードなど) のアクセスと管理に使用します。/Frame 名前空間の下のターゲット名は、シャーシハードウェアコンポーネントの名前に直接対応します。
/Frame 名前空間の下のターゲットおよびプロパティーは、既存の Oracle ILOM ユーザースクリプトとの下位互換性を確保するために、(表示可能であっても非表示であっても) 常に使用できます。
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サーバー SP
CMM
FMM
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/System
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サーバー SP、CMM、または FMM で、/System 名前空間の下のプロパティーは、ハードウェアの健全性とシステムインベントリのモニターのほか、ファームウェアの更新などの保守アクションの実行に使用します。
/System 名前空間の下の名前は、管理対象デバイスに取り付けられているハードウェアコンポーネントに直接対応します。
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SPARC マルチドメインサーバー SP
CMM
FMM
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/Servers
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CMM、FMM、または SPARC マルチドメインサーバー SP で、/Servers 名前空間の下のプロパティーは、ハードウェアサブコンポーネント構成をモニターおよび管理するために使用します。例:
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SPARC マルチドメインサーバー SP から、PDomain 構成 (/Servers/PDomains) を管理できます。
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CMM から、ブレードサーバーモジュール構成 (/Servers/blades) を管理できます。
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FMM から、計算ノード構成 (/Servers/ComputeNodes) を管理できます。
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サーバー SP
CMM
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/SYS
(3.0 レガシーターゲット)
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サーバー SP または CMM で、/SYS 名前空間は Oracle ILOM 3.1 以前のレガシーターゲットです。これは、管理対象デバイスで legacy_targets のプロパティーが有効になっている場合にのみ表示されます。ラックマウントまたはブレードサーバーで、このターゲットタイプは /System ターゲットに似ていますが、Oracle ILOM 3.0 で使用可能なすべてのターゲットが含まれます。/SYS 名前空間の下のターゲットおよびプロパティーは、既存の Oracle ILOM ユーザースクリプトとの下位互換性を確保するために、(表示されていてもいなくても) 常に使用できます。
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/STORAGE
(3.0 レガシーターゲット)
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サーバー SP または CMM で、/Storage 名前空間は Oracle ILOM 3.1 以前のレガシーターゲットです。これは、管理対象デバイスで legacy_targets のプロパティーが有効になっている場合にのみ表示されます。このターゲットは以前に SAS ストレージデバイスなどのストレージコンポーネントを管理するために使用されていました。/Storage 名前空間ターゲットおよびプロパティーは、既存の Oracle ILOM ユーザースクリプトとの下位互換性を確保するために、(表示可能であっても非表示であっても) 常に使用できます。
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関連情報
Oracle ILOM 3.2 x ターゲットの CLI 階層
Oracle ILOM ファームウェアバージョン 3.1 以降に付属するサーバー、ブレードシャーシ、Netra フレームの名前空間階層の例を次に示します。表示される実際のターゲットはシステムごとに異なります。レガシーターゲットはデフォルトで非表示になります。
表 4 Oracle ILOM 3.2.x CLI ターゲットの例
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/HOST
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bootmode (SPARC のみ)
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console
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diag
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domain (SPARC のみ)
-
provisioning (x86 のみ)
-
tpm (SPARC のみ)
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/STORAGE
/System
-
Cooling
-
Power
-
Storage
-
Firmware
-
Open_Problems
-
IO_Modules
-
Blades
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/System
-
Open_Problems
-
Networking
-
Firmware
-
ComputeNodes
-
Log
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/System
-
Cooling
-
Processors
-
Memory
-
Power
-
Storage
-
PCI_Devices
-
Firmware
-
Networking
-
Open_Problems
-
BIOS (x86 のみ)
-
IO_Modules
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/CMM
-
alertmgmt
-
cli
-
clients
-
clock
-
config
-
diag
-
faultmgmt
-
firmware
-
logs
-
network
-
policy
-
powermgmt
-
preferences
-
serial
-
services
-
sessions
-
users
|
/FMM
-
alertmgmt
-
cli
-
clients
-
clock
-
config
-
diag
-
faultmgmt
-
firmware
-
logs
-
network
-
policy
-
preferences
-
serial
-
services
-
sessions
-
users
|
/SP
-
alertmgmt
-
cli
-
clients
-
clock
-
config
-
diag
-
faultmgmt
-
firmware
-
logs
-
network
-
policy
-
powermgmt
-
preferences
-
serial
-
services
-
sessions
-
users
|
/Servers/Blades
-
Blade_0
-
Blade_1
-
Blade_2
-
Blade_3
-
Blade_4
-
Blade_5
-
Blade_6
-
Blade_7
-
Blade_8
-
Blade_9
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/Servers/ComputeNodes
-
ComputeNode_0
-
ComputeNode_1
-
ComputeNode_2
-
ComputeNode_3
-
ComputeNode_4
-
ComputeNode_5
-
Compute_Node_6
-
Compute_Node_7
-
ComputeNode_8
-
ComputeNode_9
...
ComputeNode_31
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関連情報: