ファームウェア更新タスクと適用可能な CLI ターゲット
次の表を使用して、Oracle ILOM ファームウェア更新タスクおよび CLI ターゲットの特定に役立てます。
次の表では、すべての管理対象デバイスの /SP ターゲットへの完全な CLI パスは示していません。たとえば、マルチドメイン SPARC サーバー、ブレードシステム CMM、または Netra FMM から /SP ターゲットにアクセスするには、/SP ターゲットの先頭に該当する CLI プロパティーを追加します。
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SPARC マルチドメインサーバーでは、該当する場合に、/Servers/PDomains/PDomain_n を追加します。
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ブレードシステム CMM では、該当する場合に、/Servers/Blades/Blade_n を追加します。
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Netra フレームシステム FMM では、該当する場合に、/Servers/ComputeNodes/ComputeNode_n を追加します。
注 -
すべての管理対象デバイスで、すべてのファームウェア CLI ターゲットがサポートされているわけではありません。管理対象デバイスでサポートされている名前空間ターゲットを表示するには、
help コマンドを使用します。例:
help /SP/Firmware | help /CMM/Firmware | help /FMM/Firmware
Oracle ILOM ファームウェア更新の実行方法の詳細は、表のあとにある「関連情報」セクションに示すトピックを参照してください。
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システム BIOS プロパティーを表示するか、システム BIOS イメージを更新します (x86 のみ)。
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/System/BIOS
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system_bios_version
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boot_mode
注 -
BIOS ブートモードを変更するには、サーバーに提供されている管理ガイドを参照してください。
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reset_to_defaults
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/Config load_uri
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インストールされている Oracle ILOM ファームウェアバージョンを表示します。
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/System/Firmware
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SP、CMM、または FMM ファームウェアイメージを更新します。
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/SP|CMM|FMM/Firmware
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load_uri
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/host/miniroot
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/keys
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/backupimage
注 -
すべての管理対象デバイスで、この表に一覧表示されているすべてのファームウェア更新プロパティーがサポートされているわけではありません。サポートされているプロパティーを特定するには、help コマンド (help /SP|CMM|FMM/firmware) を使用します。
注 -
SPARC サーバープラットフォームでは、ファームウェアの更新を実行する前に、ホストオペレーティングシステムの電源を切断する必要があります。
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CMM から NEM ファームウェアを表示または更新します。
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/System/Firmware/Other_Firmware/
注 -
サービスプロセッサをサポートしていない NEM はファームウェアターゲットの下に一覧表示されません。
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FMM からスイッチファームウェアバージョンを表示します。
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/System/Networking/Switches/Switch_n
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レガシー CLI ターゲットからブレードシャーシコンポーネントファームウェアを更新します。
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/CH/BLn/SP/NEMn
注 -
ファームウェアの更新を実行する前に SPARC サーバーのホストオペレーティングシステムの電源を切断する必要があります。
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