Oracle® ILOM システム監視および診断用ユーザーズガイドファームウェアリリース 3.2.x

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更新: 2015 年 10 月
 
 

コマンド行インタフェース (CLI) について

Oracle ILOM CLI は Distributed Management Task Force (DMTF) の Server Management Command-Line Protocol Specification (SM CLP), version 11.0a.8 Draft に基づいています。この仕様全体は、次のサイトで参照できます。

http://www.dmtf.org/

Oracle ILOM で、SM CLP は、サーバーの状態、アクセス方法、またはインストールされているオペレーティングシステムにかかわらず、サーバーを管理するためのユーザーインタフェースを提供します。

SM CLP アーキテクチャーは、システム管理下にあるすべてのオブジェクトを含む事前定義されたツリーである階層的名前空間をモデル化しています。このモデルでは、少数のコマンドでターゲットの大きな名前空間を操作し、ターゲットは、オプションやプロパティーで変更できます。この名前空間は、各コマンド動詞のターゲットを定義します。

SM CLP は、スクリプト環境にも適しています。Expect などのスクリプトツールを使用することで、複数のサーバーでテストを自動化し、プロビジョニング (共通の構成およびファームウェア更新など) を容易にできます。

Oracle ILOM CLI 名前空間でのオブジェクトの管理の詳細は、Oracle ILOM 3.2.x CLI Namespace Targets on ManagedDeviceを参照してください。

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