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予防自己修復 |
予防自己修復とは、ソフトウェアとハードウェアの障害条件の診断、レポート、および処理を自動的に行うための障害管理アーキテクチャーおよび手法です。予防的自己修復によって、ハードウェアまたはソフトウェアの問題をデバッグするために必要な時間が削減され、各障害の詳細データがシステム管理者または Oracle の保守担当者に提供されます。このアーキテクチャーは、イベント管理プロトコル、障害マネージャー、障害処理エージェント、および診断エンジンで構成されます。 |
診断エンジン |
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健全性の状態 |
Oracle ILOM は、遠隔測定情報を受信した各リソースに、次の健全性状態を関連付けます。Oracle ILOM インタフェースに表示される可能性のある状態は、次のとおりです。
ok – ハードウェアリソースはシャーシ内に存在して使用中です。既知の問題は検出されていません。
unknown – ハードウェアリソースは存在しないか使用できませんが、既知の問題は検出されていません。この管理状態は、疑わしいリソースがシステム管理者によって無効にされていることを示している可能性があります。
faulted – ハードウェアリソースはシャーシ内に存在しますが、1 つ以上の問題が検出されたため使用できません。システムに対する追加の損害を回避するために、ハードウェアリソースは無効 (オフライン) にされています。
degraded – ハードウェアリソースは存在して使用できますが、1 つ以上の問題が検出されています。影響を受けるすべてのハードウェアリソースが同じ状態の場合、このステータスはそのリストの末尾のイベントメッセージに反映されます。それ以外の場合、影響を受けるリソースごとに別の健全性状態が表示されます。
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障害 |
障害とは、ハードウェアコンポーネントが存在するが、Oracle ILOM 障害マネージャーによって 1 つ以上の問題が診断されたために使用できないか機能が低下していることを示します。システムに対する追加の損害を回避するために、コンポーネントは無効にされています。 |
管理対象デバイス |
管理対象デバイスには、Oracle ラックマウントサーバー、ブレードサーバー、またはブレードシャーシなどがあります。 |
FRU |
FRU は現場交換可能ユニット (ドライブ、メモリー DIMM、プリント回路基板など) です。 |
CRU |
CRU は顧客交換可能ユニット (Oracle ブレードシャーシの NEM など) です。 |
汎用一意識別子 (UUID) |
UUID は、任意のシステムのセット全体で問題を一意に識別するために使用されます。 |