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Oracle ラックマウントサーバー |
Oracle ラックマウントサーバーに割り当てられる電力は、ラックマウントシャーシコンポーネントが消費できる最大電力です。この値は、プロセッサ、メモリー、I/O、ファンで消費される最大電力 (ワット) のほか、電源装置での電力損失を表します。ラックマウントシャーシにホットプラグ可能コンポーネント用のスロットが含まれている場合、表示される「Power Allocated」プロパティー値は、ホットプラグ可能スロットに取り付け可能な、もっとも電力を消費するコンポーネントに必要な最大電力 (ワット) を表します。 |
Oracle ブレードサーバー |
Oracle ブレードサーバーに対する電力は、ブレードサーバーが電力をリクエストしたときに、CMM によって割り当てられます。ブレードサーバーは電源が投入されるたびに電力をリクエストし、電源が切断されるたびに CMM に電力を解放します。CMM は、許可可能電力がブレードサーバーのリクエストを満たすのに十分な場合は、ブレードサーバーに電力を割り当てます。さらに、CMM は、対応するブレードスロットに許可制限が設定されているかどうかを確認します。対応するブレードスロットに許可制限が設定されている場合は、電力 (ワット) リクエストがブレードスロットに設定されている「Grant Limit」プロパティー以下の場合にのみ、CMM はブレードサーバーに電力を割り当てます。 |
Oracle 自動送電式 I/O ブレード |
Oracle I/O ブレードサーバーは SP によって管理されないため、I/O ブレードサーバーは CMM からの電源投入の許可を求めません。I/O ブレードサーバーが Oracle ブレードシャーシに取り付けられている場合、I/O ブレードサーバーには自動的に電源が投入されます。 |
ホットプラグ可能なシャーシコンポーネント |
Oracle ILOM は、ホットプラグ用のシャーシスロット位置に取り付けられている既知のホットプラグ可能コンポーネントについて、割り当て済みの最大電力値を自動的に表示します。次に例を示します:
ラックマウントのホットプラグ可能スロットの場合、Oracle ILOM は、ホットプラグ可能コンポーネントに必要な既知の最大電力値 (ワット) を表示します。
ブレードのホットプラグ可能スロットの場合、Oracle ILOM は、ブレードシャーシスロットに取り付け可能な Oracle I/O ブレードサーバーに必要な最大電力値を表示します。ただし、ブレードシャーシが I/O ブレードサーバーをサポートしていない場合、Oracle ILOM は、CPU ブレードサーバーに必要な最大電力値 (ワット) を表示します。
ラックマウントシャーシまたはブレードシャーシのどのコンポーネントやスロットがホットプラグ可能かを判定するには、Oracle サーバーまたは CMM ハードウェアのドキュメントを参照してください。 |
シャーシコンポーネントカテゴリ |
同じコンポーネントの複数のインスタンスを含むシャーシコンポーネントカテゴリの場合、Oracle ILOM は、1 つのコンポーネントカテゴリ (ファン) に割り当てられた電力の合計のほか、個別のコンポーネント (ファン 0) に割り当てられた電力の合計を表示します。 |
電源ユニット (PSU) |
Oracle ILOM は、コンセントと管理対象デバイスの間での電力損失を考慮するために、電源装置に自動的に電力を割り当てます。 |