fmstat レポートの例および説明
fmstat レポートの例
faultmgmtsp> fmstat
fdd statistics 2011-02-03/19:12:51
engine status evts_in evts_out errors
repair empty 8 0 0
hysteresis empty 0 0 0
SERD empty 0 0 0
simple empty 12 0 0
fmstat レポートプロパティーの説明
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engine |
fmstat 表出力の engine 列は、診断エンジンの名前を識別します。
repair – 指定した ereport が記録された場合、障害は修復済みと見なすようにすることを示す規則。たとえば、ereport.chassis.boot.power-off-requested@/system が記録された場合、fault.chassis.power.inadequate@/sys という障害は修復済みと見なされます。
hysteresis – ereport A (開始) が記録され、そのあと、指定した時間内に B (キャンセル) が記録されない場合、障害と診断する規則。開始/キャンセル間の時間制限は 10 秒以下です。
たとえば、ereport.fan.speed-low-asserted が記録された 13 秒後に ereport.fan.speed-low-deasserted が記録されると、障害として診断されます。
SERD – 複数出現した ereport の追跡には Soft Error Rate Discrimination (SERD) が使用されます。N を超える数の ereports が期間 T 以内に出現した場合、障害と診断されます。たとえば、指定した期間内に記録された修正可能なメモリーエラーの ereport が多すぎる場合、DIMM 障害と診断されます。
simple – 1 つの ereport で複数の障害の診断を出力できる規則。たとえば、修正不可能なメモリーエラーに関する 1 つの ereport は、1 つの DIMM ペアの 2 つの DIMM に関する障害診断となる可能性があります。
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status |
fmstat 表出力の status 列は診断エンジンの現在の状態を識別し、uninit、empty、enqueued、busy、または exiting が含まれることがあります。 |
evts_in |
fmstat 表出力の evts_in 列は、診断に関してエンジンが受け取ったイベントの数を識別します。 |
evts_out |
fmstat 表出力の evts_out 列は、エンジンによって検出および送信された障害の数を示します。 |
errors |
fmstat 表出力の errors 列は、エンジンによって検出された内部エラーの数を識別します。 |
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