Oracle® ILOM 構成および保守用管理者ガイドファームウェア Release 3.2.x

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更新: 2015 年 10 月
 
 

SP の「Power Target Limit」プロパティーを設定する

始める前に

  • 管理対象のサーバーに Oracle ILOM SP ファームウェアバージョン 3.1.2 以降がインストールされている必要があります。

  • Oracle ILOM で「Power Limit」プロパティーを変更するには Admin (a) の役割が必要です。

  • SP の「Power Target Limit」はデフォルトで無効になっています。

    「Power Target Limit」は、有効の場合、管理対象のサーバーに許容する消費電力の量を制御します。

この手順では、Web および CLI SP の両方の手順について説明します。

  • SP の「Power Target Limit」プロパティーを有効にするには、次の Oracle ILOM インタフェースの手順のいずれかを実行します:
    Oracle ILOM インタフェース
    「Power Target Limit」の設定手順
    Web

    1. 「Power Management」 > 「Power Limit」の順にクリックします。

    2. 制限目標値をワット数またはパーセントで入力します。

      制限目標は、取り付けられているハードウェアコンポーネントによって取り込まれる最小電力と管理対象のサーバーが許容されている最大消費電力 (許容ピーク) の間に設定するようにしてください。

    3. 「Power Limiting」のアクティブ化状態を有効にします。

      Oracle ILOM で電力制限目標の構成をアクティブ化するには、「Power Limiting」の状態が有効になっている必要があります。

    4. 「Save」をクリックして変更を適用します。

    5. SP に電力制限設定のプロパティーを強制的に適用するには、Set Advanced Power Capping Policyを参照してください。
    CLI

    1. 次を入力します:

      set /SP/powermgmt/budget pending_power_limit=value pendingactivation_state=enabled commit_pending=true

      ここで、value はワット数の制限目標値またはパーセントの制限目標値です。制限目標は、取り付けられているハードウェアコンポーネントによって取り込まれる最小電力と管理対象のサーバーが許容されている最大消費電力 (許容ピーク) の間に設定するようにしてください。

    2. SP に電力制限設定のプロパティーを強制的に適用するには、Set Advanced Power Capping Policyを参照してください。

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