ネットワーク接続配備のオプション
Oracle ILOM の接続オプションは事前構成された状態で出荷されるため、Oracle ILOM は物理サーバー SP または CMM のネットワークアドレスを学習できます。出荷時に有効になっているのはどの接続プロパティーで、使用しているネットワーク環境にはどの接続プロパティーが必要なのかをより深く理解するには、次の表を参照してください。
表 35 接続配備オプションおよびデフォルト設定
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ネットワーク |
IPv 4、DHCP 有効
IP 6、ステートレス、有効
管理ポート: MGMT |
Oracle ILOM は、デフォルトではデュアルスタック IPv4 および IPv6 ネットワーク環境で動作するように構成された状態で出荷されます。サーバーまたは CMM に対して物理ネットワーク管理接続を設定する際、Oracle ILOM はネットワーク上で構成されている IP マッピングおよびルーティングデバイスから SP または CMM の物理アドレスを学習しようとします。
ネットワーク管理者は、Oracle ILOM のデフォルトのデュアルスタック IP ネットワークプロパティーを受け入れるか、それらを無効にして必要な IP ネットワークプロパティーを構成するように選択できます。
関連情報:
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DNS |
DHCP を介した自動 DNS、有効
DNS タイムアウト 5 秒
DNS 再試行 1 回 |
Oracle ILOM の「Auto DNS」プロパティーは、DHCP を使用して DNS ネームサーバーおよび検索パスを自動的に割り当てます。
ネットワーク管理者は、Oracle ILOM のデフォルトの「Auto DNS」プロパティーを受け入れるか、それらを無効にして必要な DNS ネームサーバーおよび検索パスを構成するように選択できます。
関連情報:
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シリアルポート |
所有者 = SP
ボーレート: = 9600
フロー制御 = none
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サーバーの物理シリアル管理ポートのためのコンソール出力機能は、サーバー SP によって制御されます。
ネットワーク管理者はサーバー SP をデフォルトのシリアルポート所有者として受け入れるか、ポート所有者をホストサーバーオペレーティングシステムに切り替えることができます。
ほとんどのサーバーでは、デフォルトのボーレートがデフォルトで 9600 に設定されています。
関連情報:
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