SP および Oracle ILOM BIOS に関する出荷時のデフォルトのリセット

始める前に

• Requirements for BIOS Configuration Tasksを確認してください

Oracle ILOM の CLI または Web インタフェースから Oracle ILOM 構成およびホスト BIOS 構成を出荷時のデフォルトにリセットするには、次の手順に従います。

1. 次のいずれかを実行して、管理対象 Oracle x86 サーバー上のホストオペレーティングシステムの電源を切断します。

   • Web インタフェースで、「Host Management」 > 「Power Control」 > 「Power Cycle」の順にクリックします。

   • CLI で、次を入力します: stop -force /System

2. 次のいずれかを実行して、BIOS 非揮発性データストア内のパラメータを出荷時のデフォルトにリセットします:

   • Web インタフェースで、「System Management」 > 「BIOS」の順にクリックし、「Reset To Defaults To Factory」リストボックスから「Factory」を選択して「Save」をクリックします。

   • CLI で、次を入力します: set /System/BIOS reset_to_defaults=factory

   ---

   注 -  /System/BIOS の reset_to_defaults が factory から none に変化するまで待ってから、手順 3 に進んでください。ホスト BIOS 非揮発性データストアに出荷時のデフォルトが適用されると、reset_to_default の値は none に戻ります。

   ---

3. 次のいずれかを実行して、Oracle ILOM の構成を出荷時のデフォルトにリセットします:

   • Web インタフェースで、「ILOM Administration」 > 「Configuration Management」 > 「Reset Defaults」の順にクリックし、「Reset Defaults」リストボックスから「Factory」を選択して「Reset Defaults」をクリックします。

   • CLI で、次を入力します: set /SP reset_to_default=factory

4. 次のいずれかを実行して、Oracle ILOM SP の電源を再投入します:

   • Web インタフェースで、「Host Management」 > 「Power Control」 > 「Reset」の順にクリックします。

   • CLI では、「reset /SP」と入力します。

   Oracle ILOM は、BIOS 構成パラメータを出荷時のデフォルトにリセットし、同期ステータスの状態として「None」を返します。

関連情報:

• View the BIOS Configuration Sync Status and Sync the Configuration Parameters

• Reset BIOS Configuration to Factory Defaults

• Back Up the BIOS Configuration

• Restore BIOS Configuration