Sun Blade Zone Manager の CLI: ターゲットとプロパティー
Oracle ILOM CMM の CLI を使用すると、/STORAGE/sas_zoning ネームスペースの下にあるゾーンのターゲットおよびプロパティーにアクセスできます。
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zone_management_state= |
disabled |enabled |
Disabled |
無効に設定すると、Sun Blade Zone Manager は SAS-2 シャーシストレージリソースを管理できません。
有効に設定すると、Sun Blade Zone Manager によって、シャーシに取り付けられている SAS-2 リソースに対するテンプレートベースの機能またはカスタムのゾーン機能が提供されます。 |
reset_password_action= |
true |
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true に設定すると、CMM の帯域内管理のゾーンのパスワードが、出荷時のデフォルト (すべてゼロ) に設定されます。 |
reset_access_action= |
true |
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true に設定すると、CMM に現在保存されているストレージリソースの割り当てのパラメータが、出荷時のデフォルトに設定されます。 |
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ゾーン機能が有効になっている場合、SAS-2 対応のブレードと NEM が CLI ターゲットとして /STORAGE/sas_zoning の下に表示されます。例:
-> show /STORAGE/sas_zoning
Targets
BL0
BL6
BL7
BL8
BL9
NEM0
NEM1
Properties
zone_management_state = enabled
reset_password_action = (Cannot show property)
reset_access_action = (Cannot show property)
Commands:
cd
set
show
注 - NEM0 および NEM1 が取り付けられていると、これらの NEM ターゲットが Zone Manager に表示されますが、現時点では、Sun Blade Zone Manager で外部 SAS 接続はサポートされていません。
ブレードサーバー上の SAS-2 対応ストレージデバイスが、sas_zoning/BLn の下にターゲットとして表示されます。例:
-> show /STORAGE/sas_zoning/BL9
Targets:
HDD0
HDD2
HDD3
HDD5
ブレードターゲット (BLn) またはストレージデバイス (HDDn) ターゲットの下にある利用可能な SAS ゾーンのプロパティーには、次のものがあります:
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add_storage_access= |
/BLn |
/sas_zoning/BLn ターゲットの下にある add_storage_access= プロパティーは、CPU ブレードサーバーにストレージを割り当てるために使用します。 |
remove_storage_access= |
/BLn |
/sas_zoning/BLn ターゲットの下にある remove_storage_access= プロパティーは、CPU ブレードサーバーからストレージを削除するために使用します。 |
add_host_access= |
/BLn/HDDn |
/sas_zoning/BLn/HDDn ターゲットの下にある add_host_access= プロパティーは、CPU ブレードサーバーにストレージを割り当てるために使用します。 |
remove_host_access= |
/BLn/HDDn |
/sas_zoning/BLn/HDDn ターゲットの下にある remove_host_access= プロパティーは、CPU ブレードサーバーからストレージを削除するために使用します。 |
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ストレージリソース割り当てを Oracle ILOM の CLI から管理する手順については、次を参照してください。