Oracle® ILOM 構成および保守用管理者ガイドファームウェア Release 3.2.x

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更新: 2015 年 10 月
 
 

IP ネットワーク管理アドレスを使用する際のガイドライン

次の表は、次を判別するためのガイドラインを示しています。(1) デフォルトのネットワークプロパティーに基づいて Oracle ILOM SP または CMM に割り当てられている IP アドレス、(2) 受け入れられる IPv6 構文、および 3) サポートされない IPv6 サーバーのリスト。

表 5  IP アドレスの識別、IPv6 で受け入れられる構文、サポートされない IPv6 サーバー
判別する内容:
ガイドライン
Oracle ILOM に割り当てられる IP アドレス
割り当てられている IP アドレスを判別するには、次の手順を実行します。
  1. ILOM SP または CMM に対してローカルのシリアル管理 (SER MGT) 接続を確立します。

  2. Oracle ILOM にログインする

  3. show コマンドを使用して、次のディレクトリの下にある IP ネットワークプロパティーを表示します。

    現在、Oracle ILOM に割り当てられている IPv4 アドレスの場合は、/SP/network

    現在、Oracle ILOM に割り当てられている IPv6 アドレスの場合は、/SP/network/ipv6

ネットワーク上の IPv4 の DHCP サーバーまたは IPv6 のルーティングデバイスから IP アドレスを判別することもできます。
IPv6 のネットワークアドレスとして受け入れられる構文
  • Web ブラウザに URL を入力する場合、正常に動作が行われるようにするには、IPv6 アドレスを角括弧で囲む必要があります。例:

    https://[ipv6address]

  • SSH を使用して Oracle ILOM の CLI セッションを確立する場合は、IPv6 アドレスを角括弧で囲まないようにしてください。例:

    ssh root@ipv6address

  • CLI の load -source コマンドおよび tftp を使用してファイルを転送する場合は、IPv6 アドレスを角括弧で囲む必要があります。例:

    load -source tftp://[ipv6address]filename.extension

IPv6 をサポートしないレガシー Oracle サーバー
Oracle の SPARC サーバー:
  • T5440

  • T5220

  • T5120

  • T5140

  • T5240

  • T6340

Oracle の Sun Fire サーバー:
  • X4140

  • X4150

  • X4240

  • X4440

  • X4450

  • X4600

  • X4600 M2

  • X4640