IP ネットワーク管理アドレスを使用する際のガイドライン
次の表は、次を判別するためのガイドラインを示しています。(1) デフォルトのネットワークプロパティーに基づいて Oracle ILOM SP または CMM に割り当てられている IP アドレス、(2) 受け入れられる IPv6 構文、および 3) サポートされない IPv6 サーバーのリスト。
表 5 IP アドレスの識別、IPv6 で受け入れられる構文、サポートされない IPv6 サーバー
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Oracle ILOM に割り当てられる IP アドレス |
割り当てられている IP アドレスを判別するには、次の手順を実行します。
ILOM SP または CMM に対してローカルのシリアル管理 (SER MGT) 接続を確立します。
Oracle ILOM にログインする
show コマンドを使用して、次のディレクトリの下にある IP ネットワークプロパティーを表示します。
現在、Oracle ILOM に割り当てられている IPv4 アドレスの場合は、/SP/network。
現在、Oracle ILOM に割り当てられている IPv6 アドレスの場合は、/SP/network/ipv6。
ネットワーク上の IPv4 の DHCP サーバーまたは IPv6 のルーティングデバイスから IP アドレスを判別することもできます。 |
IPv6 のネットワークアドレスとして受け入れられる構文 |
Web ブラウザに URL を入力する場合、正常に動作が行われるようにするには、IPv6 アドレスを角括弧で囲む必要があります。例:
https://[ipv6address]
SSH を使用して Oracle ILOM の CLI セッションを確立する場合は、IPv6 アドレスを角括弧で囲まないようにしてください。例:
ssh root@ipv6address
CLI の load -source コマンドおよび tftp を使用してファイルを転送する場合は、IPv6 アドレスを角括弧で囲む必要があります。例:
load -source tftp://[ipv6address]filename.extension
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IPv6 をサポートしないレガシー Oracle サーバー
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Oracle の SPARC サーバー:
T5440
T5220
T5120
T5140
T5240
T6340
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Oracle の Sun Fire サーバー:
X4140
X4150
X4240
X4440
X4450
X4600
X4600 M2
X4640
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