Oracle® ILOM 構成および保守用管理者ガイドファームウェア Release 3.2.x

印刷ビューの終了

更新: 2015 年 10 月
 
 

BIOS 構成タスクの要件

BIOS 構成パラメータをバックアップまたは復元する前に、次の要件が満たされているべきです。

  • Oracle ILOM で BIOS 構成パラメータを同期、復元、またはバックアップするには、次のユーザー役割が必要です。

    BIOS 構成タスク
    Oracle ILOM ユーザーの役割
    説明:
    BIOS 構成の復元
    (load_uri=)
    Reset and Host Control (r)
    Admin (a)
    ホスト BIOS 非揮発性データストア内の構成パラメータを読み込むには、Reset and Host Control (r) の役割と Admin (a) の役割が必要です。

    注 -  Oracle ILOM は、ホスト BIOS 非揮発性データストア内のパラメータを Oracle ILOM BIOS 構成ファイルに最後に設定されたパラメータで置換します。

    BIOS 構成のバックアップ
    (dump_uri=)
    Reset and Host Control (r)
    Admin (a)
    Oracle ILOM 構成ファイル内の構成パラメータを置換するには、Reset and Host Control (r) の役割と Admin (a) の役割の両方が必要です。

    注 -  Oracle ILOM は、Oracle ILOM BIOS 構成ファイル内のパラメータをホスト BIOS 非揮発性データストアに最後に設定されたパラメータで置換します。

    BIOS 構成の同期
    (reset /System または
    stop /System)
    Admin (a)
    管理対象 Oracle x86 サーバーで電源をリセットする (または電源を切断する) には、Admin (a) の役割が必要です。
  • このセクションに記載されている BIOS 構成タスクを実行する前に、Web and CLI: BIOS Propertiesを確認してください。

  • 管理対象 Oracle x86 サーバーが新規である場合は、その電源を投入することにより、ホスト BIOS ブートプロセスがブートデバイスを検出し、初期のブート順序を作成して、これらのパラメータを BIOS 非揮発性データストアに保存できるようにしてください。次に、管理対象 Oracle x86 サーバーの電源を再投入して、BIOS 非揮発性データストアを Oracle ILOM BIOS 構成ファイルと同期するようにしてください。

  • /SP または /System/BIOS に関する出荷時のデフォルトを設定すると、不注意により互いに影響を与える場合があります。たとえば、/SP/reset_to_defaultsfactory に設定すると、Oracle ILOM で /System/BIOS/reset_to_defaults の設定が失われることがあります。SP および BIOS 構成に関する出荷時のデフォルトを設定する方法については、Reset Factory Defaults for SP and Oracle ILOM BIOSで説明されている手順に従ってください。