始める前に
表 55 の初回使用時の要件が満たされていることを確認してください。
Oracle ILOM リモートシステムコンソールおよび Oracle ILOM リモートシステムコンソールプラスを使用するには、Console (c) のユーザー役割権限が必要です。
「Remote Control」>「Redirection」ページを開くと、Oracle SPARC サーバー SP の場合にのみ、シリアルリダイレクションおよびビデオリダイレクションオプションが表示されます。Oracle x86 サーバー SP の場合は、ビデオリダイレクションオプションがデフォルトで使用されます。
Solaris ユーザーが Oracle ILOM リモートシステムコンソールで Solaris Host Console にアクセスしたり、Solaris Host Console メッセージを表示したり、ブートコマンドなどの Solaris Host Console コマンドを発行したりするには、シリアルリダイレクションモードを使用する必要があります。Oracle ILOM リモートシステムコンソールのビデオモードリダイレクションオプションは、Solaris Host Console にアクセスしたり、Solaris Host Console メッセージを表示したり、ブートコマンドなどの Solaris Host Console コマンドを発行したりするために使用してはいけません。
Oracle ILOM リモートシステムコンソールとホストデスクトップの間でのキーボードとマウスの使用を制御するには、Toggle Key Sequence for Keyboard and Mouse Control を参照してください。
ホストサーバーへのリダイレクションセッションを確立したとき、ホストオペレーティングシステムのデスクトップにログインするにはユーザー資格が必要です。
リダイレクトされたホストサーバーデスクトップが、その現在の状態で表示されます。たとえば、ホストサーバーが電源投入中である場合は、一連のブートメッセージが表示されます。ホストサーバーオペレーティングシステムが電源投入されている場合は、デスクトップログインダイアログが表示されます。ホストサーバーが電源投入されていない場合は、空白の画面が表示されます。
メニューオプションについては、Redirection Menu Optionsを参照してください。
特別な考慮事項:
1 つのホストサーバー SP から KVMS セッションが起動されると、1 つのリダイレクションビューが自動的に表示されます。
複数のリダイレクションビューを表示できるのは、(1) 新しい KVMS セッションが手動で追加されたときか、または (2) シャーシモニタリングモジュール (CMM) Web インタフェースから初期の KVMS セッションが起動されたときです。CMM の KVMS セッションでは、シャーシによって管理される CPU ブレードサーバー SP ごとに 1 つのリダイレクションビューが表示されます。
ストレージメディアをリダイレクトするためのメニューオプションおよび特別な考慮事項については、Devices Menu Options を参照してください。
メニューオプションについては、Keyboard Menu Optionsを参照してください。