始める前に
表 62 の初回使用時の要件が満たされていることを確認してください。
ストレージドライブデバイス (CD、DVD、フロッピー、USB デバイスなど) は自動的に検出され、Oracle ILOM リモートシステムコンソールプラスの「Storage Device」ダイアログボックスに一覧表示されます。ブート可能メディアがドライブ内に検出されない場合は、「Storage Device」ダイアログボックスに一覧表示されているドライブにロックアイコンが表示されます。
KVMS セッションを起動したあと、Oracle ILOM リモートシステムコンソールプラスの「Storage Device」ダイアログボックスにストレージイメージを追加する必要があります。
Solaris ユーザーが Oracle ILOM リモートシステムコンソールプラスで Solaris Host Console にアクセスしたり、Solaris Host Console メッセージを表示したり、ブートコマンドなどの Solaris Host Console コマンドを発行したりするには、シリアルリダイレクションモードを使用する必要があります。Oracle ILOM リモートシステムコンソールプラスのビデオモードリダイレクションオプションは、Solaris Host Console にアクセスしたり、Solaris Host Console メッセージを表示したり、ブートコマンドなどの Solaris Host Console コマンドを発行したりするために使用してはいけません。
次のユーザー資格が必要です。
Oracle ILOM リモートシステムコンソールプラスを使用するには、Console (c) のユーザー役割権限が必要です。
Oracle ILOM システムリモートコンソールプラスアプリケーションからストレージメディアを排他的に制御するには、次のいずれかが必要です。
- Linux クライアントの root 権限。
- Windows クライアントの管理者権限。
- Oracle ILOM リモートシステムコンソールプラスアプリケーションを起動する Java Web Start プログラムの開始時の「Run as Administrator」権限。
リダイレクトされたホストデスクトップにログインするには、ホストサーバーのユーザーアカウントが必要です。
「Launch Redirection Console」ボタンのクリック後に、Oracle ILOM リモートシステムコンソールプラスのビデオリダイレクション用ウィンドウに、リダイレクトされたホストサーバーデスクトップの現在の状態が表示されます。例:
ホストサーバーの電源が投入されている場合、ブートメッセージのセットが表示されます。
ホストサーバーオペレーティングシステムの電源を投入すると、ホストデスクトップの GUI (グラフィカルユーザーインタフェース) 画面が表示されます。
ホストサーバーの電源が投入されていない場合、電源切断前の前回のホストコンソール状態のスナップショットが表示されます。たとえば、サーバーの電源切断前にホストログイン画面が表示された場合、KVMS セッションウィンドウにホストログイン画面が表示されます。この場合、サーバーは実際には電源が切断されており、サーバーの電源が投入されるまでホストリダイレクションは無効です。
Take Full-Control – 表示専用ユーザーは、リダイレクションセッションのフルコントロールを取得し、既存のプライマリユーザーを強制的に表示専用モードにすることを選択できます。
Relinquish Full-Control – プライマリユーザーは、現在のリダイレクションセッションのフルコントロール権限を放棄し、表示専用モードに切り替えることができます。
「Storage Device」ダイアログボックスが表示されます。
仮想キーボードのメニューオプションの詳細は、KVMS Menu Optionsを参照してください。
ローカルモニターのメニューオプションの詳細は、KVMS Menu Optionsを参照してください。