FIPS モードが有効なときにサポートされない機能
次の表で説明する機能は、Oracle ILOM の FIPS 準拠モードが有効でシステムで実行されている場合にサポートされます。
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IPMI 1.5
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FIPS モードが有効でシステムで実行されている場合、IPMI 1.5 構成プロパティーが Oracle ILOM の CLI および Web インタフェースから削除されます。IPMI 2.0 サービスは Oracle ILOM で自動的に有効になります。IPMI 2.0 は FIPS 準拠モードと非準拠モードの両方をサポートしています。
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Oracle ILOM システムリモートコンソールのファームウェア互換性
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Oracle ILOM を FIPS モードにすると、古いファームウェアバージョンの Oracle ILOM リモートシステムコンソールが新しい Oracle ILOM リモートシステムコンソールファームウェアバージョンと互換しなくなります。
たとえば、Oracle ILOM リモートシステムコンソールクライアントファームウェアバージョン 3.2.4 は Oracle ILOM リモートシステムコンソールファームウェアバージョン 3.2.3 以前との下位互換性があります。ただし、Oracle ILOM リモートシステムコンソールクライアントファームウェアバージョン 3.2.3 以前には、Oracle ILOM リモートシステムコンソールファームウェアバージョン 3.2.4 以降との上位互換性がありません。
注 -
このファームウェア互換性制限は Oracle ILOM リモートシステムコンソールプラスには適用されません。Oracle ILOM リモートシステムコンソールプラスは、SPARC T5 以降のサーバーや Oracle x86 x4-4 および x4-8 以降のサーバーなど、比較的新しいサービスプロセッサシステムで提供されます。Oracle ILOM リモートシステムコンソールは、SPARC T3 および T4 サーバーや Oracle x86 x4-2、x4-2L、x4-2B 以前のサーバーなど、比較的古いサービスプロセッサシステムで提供されます。
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Lightweight Directory Access Protocol (LDAP)
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FIPS モードが有効でシステムで実行されている場合、Oracle ILOM の LDAP 構成プロパティーが Oracle ILOM の CLI および Web インタフェースから自動的に削除されます。
注 -
リモート認証サービス Active Directory および LDAP/SSL は、FIPS 準拠モードと非準拠モードの両方でサポートされます。
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Remote Authentication Dial-In User Service (RADIUS)
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FIPS モードが有効でシステムで実行されている場合、Oracle ILOM の RADIUS 構成プロパティーが Oracle ILOM の CLI および Web インタフェースから自動的に削除されます。
注 -
リモート認証サービス Active Directory および LDAP/SSL は、FIPS 準拠モードと非準拠モードの両方でサポートされます。
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