バックアップ、復元、およびデフォルトへのリセット操作の使用

システム管理者は、次の方法でバックアップ、復元、およびデフォルトへのリセットの操作を使用できます。

1. Oracle ILOM 構成をほかのシステム上で使用するためにレプリケートする。

   システム管理者は、次の手順に従って Oracle ILOM 構成をほかの Oracle サーバー SP または CMM で使用するためにレプリケートできます。

   1. 必要に応じて Oracle ILOM 構成をカスタマイズします

      たとえば、ユーザーアカウントの定義、デフォルトのネットワーク設定の変更、警告通知の設定、システムポリシーの定義など。

   2. Oracle ILOM 構成をバックアップ XML ファイルに保存します。

   3. バックアップ XML ファイルを編集して、特定のシステムに固有の設定 (IP アドレスなど) を削除します。

   4. 復元操作を実行して、構成をほかの Oracle サーバー SP または CMM にレプリケートします。

2. 既存の Oracle ILOM 構成が機能しなくなったときに、正常に機能する Oracle ILOM 構成を回復する。

   最後のバックアップ操作以降に Oracle ILOM 構成が変更され、現在の Oracle ILOM 構成が機能しなくなった場合、システム管理者はこれらの手順に従って正常に機能するバックアップ構成を回復できます:

   1. Oracle ILOM 構成をデフォルトにリセットします。

   2. Oracle ILOM 構成を正常に機能する最新の既知の構成に復元します。